※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
9月17日(月)~23日(日)にスロバキア・トルナバで行われる世界ジュニア選手権に出場する男子グレコローマン・チームが9月13日、成田空港から出発した。
昨年のグレコローマンは、現在の年齢区分になった1998年以降で初めて高校生(50kg級・清水賢亮=北海道・帯広北高、現拓大)が銅メダルを取る明るいニュースがあった一方、5選手が初戦敗退と手放しで喜べない現実にも直面した。今年7月のアジア・ジュニア選手権(インド)では、2選手が銅メダルを獲得して4年連続でメダルを持ち帰ったが、世界での闘いはどうか。
同選手権に続いて同行する藤波俊一監督(三重・いなべ総合学園高)は「軽量級でメダルを期待したい。オリンピアンの長谷川恒平コーチ(青山学院大監督=2012年ロンドン・オリンピック代表)が同行してくれるのは心強い。選手をしっかり支えてほしい」と話した。
先月末の全日本学生選手権では1年生が大活躍し、日本全体として若手の底上げが感じられるムードがあるのは確か。高校生の強化に携わってきた藤波監督にとっても喜ばしい状況で、「若手はだれもが刺激されていると思います。このムードに乗って次の世代を支える選手が出てほしい」と期待した。
このあと、女子が15日(土)、男子フリースタイルが17日(月)に出発する。
9月17日(月) 男子グレコローマン55・63・77・87・130kg級/1回戦~準決勝
18日(火) 前日実施階級の敗者復活戦・ファイナル
男子グレコローマン60・67・72・82・97kg級/1回戦~準決勝
19日(水) 前日実施階級の敗者復活戦・ファイナル
女子50・55・59・68・76kg級/1回戦~準決勝
20日(木) 前日実施階級の敗者復活戦・ファイナル
女子53・57・62・65・72kg級/1回戦~準決勝
21日(金) 前日実施階級の敗者復活戦・ファイナル
男子フリースタイル57・65・70・79・97kg級/1回戦~準決勝
22日(土) 前日実施階級の敗者復活戦・ファイナル
男子フリースタイル61・74・86・92・125kg級/1回戦~準決勝
23日(日) 前日実施階級の敗者復活戦・ファイナル
【総監督】赤石光生(日本協会強化副本部長)
【男子グレコローマン監督】藤波俊一(三重・いなべ総合学園高教)【同コーチ】長谷川恒平(青山学院大職)、清水博之(自衛隊)
【女子監督】笹山秀雄(自衛隊)、【コーチ】吉村祥子(エステティックTBC)、冨田和秀(自衛隊)
【男子フリースタイル監督】小幡邦彦(山梨学院大教)、【コーチ】松永共広(神奈川大職)、湯元健一(日体大教)
【ドクター】今井一博(東大教)、【トレーナー】太田暁央(自衛隊)
【帯同審判】本田原明(自衛隊)
【男子グレコローマン】
▼55kg級 小川翔太(日体大)
▼60kg級 矢部和希(日体大)
▼63kg級 島谷東志(大東大)
▼67kg級 堀江耐志(徳山大)
▼72kg級 前田明都(専大)
▼77kg級 林 雷(日体大)
▼82kg級 田中真男(日体大)
▼87kg級 奈須川良太(神奈川大)
▼97kg級 松本直穀(早大)
▼130kg級 奥村総太(滋賀・栗東高)
【女子】
▼50kg級 須崎優衣(早大)
▼53kg級 今井佑海(京都・京都海洋高)
▼55kg級 五十嵐彩季(至学館大)
▼57kg級 澤葉菜子(至学館大)
▼59kg級 南條早映(至学館大)
▼62kg級 小玉彩天奈(早大)
▼65kg級 今井海優(自衛隊)
▼68kg級 森川美和(日体大)
▼72kg級 松雪成葉(至学館大)
▼76kg級 松雪泰葉(至学館大)
【男子フリースタイル】
▼57kg級 荒木大貴(専大)
▼61kg級 小川航大(日体大)
▼65kg級 榊 大夢(山梨学院大)
▼70kg級 基山仁太郎(日体大)
▼74kg級 三輪優翔(日体大)
▼79kg級 石黒隼士(日本大)
▼86kg級 山田修太郎(山梨学院大)
▼92kg級 山崎祥平(茨城・土浦日大高)
▼97kg級 二ノ宮寛斗(明大)
▼125kg級 外山宏太(東洋大)