※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
2018年世界大学選手権は9月4日にブラジル・ゴイアニアで開幕。男子フリースタイル5階級から始まり、5日に各階級のファイナルが行われた。57kg級の藤田雄大(青山学院大)と65kg級の米澤圭(早大)が優勝、74kg級の奥井眞生(自衛隊)が2位、92kg級の石黒峻士(日大)が3位に入賞した。
藤田は初日に4者リーグ戦で2連勝。この日、地元のブラジル選手をフォールで下し、3戦全勝で優勝した。主要国際大会(世界&大陸)では初の優勝であり、初のメダル獲得。
米澤は3選手による予選リーグを2連勝して勝ち上がり、準決勝も勝った。この日の決勝で2016年世界ジュニア選手権60kg級2位のセリム・コザン(トルコ)をテクニカルフォールで下した。2013年アジア・カデット選手権銅メダル以来の主要国際大会のメダル獲得。
74kg級の奥井眞生(自衛隊)は3者リーグの最後の試合で敗れ、2014年ブラジル・カップ以来の国際大会の銀メダル。92kg級の石黒峻士(日大)は3位決定戦に回って地元の選手を破った。2014年アジア・カデット選手権優勝以来の国際大会のメダル獲得。
86kg級の浅井翼(茨城県競技力向上対策本部)は4選手による予選リーグで2勝1敗だったものの、内容差で準決勝進出ならなかった。
各選手の成績は下記の通り。(写真=チーム提供)
【57kg級】藤田雄大(青山学院大) 優勝=4選手出場
リーグ3回戦 ○[フォール、0:49=6-0]Rodrigues, Diego(ブラジル)
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【65kg級】米澤圭(早大) 優勝=6選手出場
決 勝 ○[Tフォール、5:20=13ー2]Kozan, Selim(トルコ)
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【74kg級】奥井眞生(自衛隊) 2位=3選手出場
リーグ3回戦 ●[9-13]Akdeniz, Muhammet(トルコ)
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【86kg級】浅井翼(茨城県競技力向上対策本部) 6位=7選手出場
=第2日は試合なし=
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【92kg級】石黒峻士(日大) 3位=6選手出場
3位決定戦 ○[フォール、0:48=6-0]Lira, Gabriel(ブラジル)
◎男子フリースタイル
【57kg級】藤田雄大(青山学院大) 優勝=4選手出場
リーグ3回戦 ○[フォール、0:49=6-0]Rodrigues, Diego(ブラジル)
リーグ2回戦 ○[Tフォール、1:28=10-0]Garcia, Parra John(メキシコ)
リーグ1回戦 ○[6-0]Jagas, Samuel(カナダ)
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【65kg級】米澤圭(早大) 優勝=6選手出場
決 勝 ○[Tフォール、5:20=13ー2]Kozan, Selim(トルコ)
準 決 勝 ○[Tフォール、0:57=10-0]Nejman, Mateusz(ポーランド)
予選リ-グ3回戦 ○[Tフォール、0:52=10-0]Oliva Jimenez, Sinuhe(メキシコ)
予選リ-グ2回戦 BYE
予選リ-グ1回戦 ○[Tフォール、1:47=10-0]Demarinis, Vincent(カナダ)
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【74kg級】奥井眞生(自衛隊) 2位=3選手出場
リーグ3回戦 ●[9-13]Akdeniz, Muhammet(トルコ)
リーグ2回戦 ○[4-1]Rowe, Tyler(カナダ)
リーグ1回戦 BYE
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【86kg級】浅井翼(茨城県競技力向上対策本部) 6位=7選手出場
予選リーグ3回戦 ●[0-3]Purikov, Andrey(ロシア)
予選リーグ2回戦 ○[7-1]Nagy, Mihaly (カナダ)
予選リーグ1回戦 ○[Tフォール、1:25=10-0]Corona Pelaez(メキシコ)
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【92kg級】石黒峻士(日大) 3位=6選手出場
3位決定戦 ○[フォール、0:48=6-0]Lira, Gabriel(ブラジル)
準 決 勝 ●[0-7]Toth, Bendeguez(ハンガリー)
予選リーグ3回戦 BYE
予選リーグ2回戦 ●[1-3]Sessiz, Mustafa(トルコ)
予選リーグ1回戦 ○[3-0]Wojtachnio, Aleksander(ポーランド)