※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
ロンドン五輪の日本代表選手が試合で着用するシングレット(試合着とシューズ)が、6月17日の明治杯全日本選抜選手権最終日(東京・代々木競技場第2体育館)で披露される。
本協会のオフィシャルサプライヤーの株式会社アシックスの作成、提供によるもので、決勝戦開始前に、日本代表選手の紹介とともに新しいシングレットとシューズが紹介される(遠征中のグレコローマン96kg級の斎川哲克は欠席)。
2004年アテネ五輪は仁王像のデザインで、大いに気勢を上げるとの意味を持つ「気焔万丈」(きえんばんじょう)がコンセプト。「阿形」(あぎょう)と「吽形」(うんぎょう)の、体勢や光の強さなどによって仁王像の表情が浮かび上がって見えたシングレットだった。
前回の北京五輪では、胸部に大きな黄金の昇り龍、太ももから胸部にかけて武士の魂を示す鋭い太刀筋が描かれており、闘う選手を武士に見立て、勝利へのゆるぎない信念をこめて闘うことを期待するデザインだった。
さて、今回のデザインは?
![]() 2004年アテネ五輪のシングレット |
![]() 2008年北京五輪のシングレット |