※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
ドン・キホーテ杯全日本ビーチ選手権は、冠スポンサーのチームの選手である西田沙織(TEAMドン・キホーテ)が昨年に続いて優勝。同チームから3年連続で優勝選手を輩出する意地を見せ、昨年に続いて女子の最優秀選手賞に選ばれた。
お膝元のドン・キホーテ所属というプレッシャーをはねのけて勝ち
昨年は「小学校の頃はいろんな大会で優勝していたのに、最近、全然優勝できていなかった。優勝できてホッとしました」という栄冠だった。この優勝が起爆剤となったのか、9月の全日本女子オープン選手権(静岡・三島)で3位に入賞したのだから、価値ある優勝だった。
今年も、この優勝を契機に飛躍したいところ。来春は卒業だが、まだ中学の全国2大会(全国中学生選手権、全国中学選抜選手権)での優勝がない。「中学生のうちに優勝を勝ち取りたい」と、11月に予定されている全国中学選抜選手権での優勝を目指す。
そのための課題は「組み手」と話す。出場が予定される52kg級は、大阪や三重など西日本に強い選手が多いとのことで、「西日本の選手に負けないよう頑張りたい」と話した。