※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
《大会日程》
8月19日(日) 男子フリースタイル57・65・74・86・97kg級
20日(月) 男子フリースタイル125kg級/女子50・53・57・62kg級
21日(火) 女子68・76kg級/男子グレコローマン60・67kg級
22日(水) 男子グレコローマン77・87・97・130kg級
![]() 1999年3月18日生まれ、19歳。三重県出身。三重・久居高卒。158cm。2014~16年インターハイ3連覇。他に、2016年世界カデット選手権52kg級優勝など国内外で実績を残す。2017年クリッパン女子国際大会(スウェーデン)でシニアの国際大会初優勝。同年の世界選手権55kg級で初出場初優勝。 《詳細》 《JWFデータベース》 《国際大会成績》 《世界チャンピオン・ページ》 |
※大会公式サイトのエントリーによります。最終エントリーで選手が入れ替わる場合もあります。
55kg級世界チャンピオンで、53kg級でも変わらぬ強さを見せている奥野春菜(至学館大)を北朝鮮、モンゴル、カザフスタンが横一線で追う状況。奥野がかなりの差をつけていることは間違いない。
今年3月のアジア選手権で優勝したパク・ヨンミン(北朝鮮)は、2013年でも48kg級でアジア・チャンピオンになっている選手だが、昨年の世界選手権では向田真優が6-2で勝っている相手。アジア選手権では宮原優が敗れているので、あなどれない相手ではある。
アジア選手権2位で、2016年リオデジャネイロ・オリンピック代表選手でもあるスミヤ・エルデネチメグ(モンゴル)は、6月のモンゴル・オープンで優勝と昇り調子。
48kg級で2度のオリンピック出場の経験のあるジルジズ・エシモワ(カザフスタン)は、53kg級で昨年のアジア選手権2位、アジア・インドア&マーシャルアーツ大会2位、今年のアジア選手権3位とコンスタントに上位に顔を出している。
中国は2017年アジア選手権5位の龐倩玉(パン・キアンユ=中国)が代表に選ばれた。2016年アジア選手権53kg級で優勝している実力者だが、昨年12月のワールドカップで向田真優が4-0で勝っており、今年3月のワールドカップにはエントリーされていない選手。6月の中国オープンでもも宮原優が3-0で勝っており、奥野にとって恐れるに足らぬ相手か、それとも伏兵としての活躍があるか。
昨年のアジア選手権3位のキム・ヒュンヨ(韓国)、アジア・インドア&マーシャルアーツ大会5位のナジラ・マルスベク・キズイ(キルギス)も、奥野の牙城とはかなりの差がありそう。
Pak, Yong-Mi(北朝鮮)
1991年2月8日生まれ、27歳。2013年アジア選手権48kg級で優勝。2015年から53kg級で闘い、2015年アジア選手権2位も、2016年リオデジャネイロ・オリンピックは出場できず。2017年世界選手権で5位となり、今年3月のアジア選手権で優勝した。
Eshimova, Jyldyz(カザフスタン)
1988年2月1日生まれ、30歳。元キルギスで2006年からカザフスタン国籍。長く48kg級で闘い世界選手権2位の成績あり。2012年ロンドン・オリンピック出場(15位)のあと階級を上げたが、2016年リオデジャネイロ・オリンピックでは48kg級に戻して出場((5位)。53kg級で2017年アジア選手権2位、2018年同3位。
Erdenechimeg, Sumiya(モンゴル)
1990年2月28日生まれ、28歳。2013年世界選手権51kg級2位などを経て、2016年リオデジャネイロ・オリンピック出場(12位)。2018年はアジア選手権2位のあと、6月のモンゴル・オープンで優勝。
Pang, Qianyu(中国)
1996年11月13日生まれ、21歳。2015年世界選手権55kg級5位で飛躍し、2016年アジア選手権53kg級で優勝。同年のリオデジャネイロ・オリンピックは出場できず。2017年アジア選手権53kg級5位を経て、6月の中国オープンで3位。
【2018年3月:アジア選手権(キルギス)】
[1]Pak, Yong-Mi(北朝鮮)
[2]Erdenechimeg, Sumiya(モンゴル)
[3]宮原優(日本)
[3]Eshimova, Jyldyz(カザフスタン)
[5]Chiu, Hsin-Ju(台湾)
[5]Vu, Thi Hang(ベトナム)
【2017年9月:アジア・インドア&マーシャルアーツ大会(トルクメニスタン)】
[1]矢後佑華(日本)
[2]Eshimova, Jyldyz(カザフスタン)
[3]Luo, Lannuan(中国)
[3]Eshmuratova, Sevara(ウズベキスタン)
[5]Marsbek Kyzy, Nazira(キルギス)
[5]Madiarova, Yildiz(トルクメニスタン)
【2017年8月:世界選手権(フランス)/10位以内のアジア選手】
[2]向田真優(日本)
[5]Pak, Yong-Mi(北朝鮮)
[10]Tomar, Sheetal(インド)
【2017年5月:アジア選手権(インド)】
[1]向田真優(日本)
[2]Eshimova, Jyldyz(カザフスタン)
[3]Kim, Hyung-Joo(韓国)
[3]Jong, Myong-Suk(北朝鮮)
[5]Chiu, Hsin-Ju(台湾)
[5]Pang, Qianyu(中国)