※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
8月19日(日)からインドネシア・ジャカルタで行われるアジア大会の女子62kg級に、昨年の世界選手権(フランス)63kg級優勝のオーコン・プレブドルジ(モンゴル)が出場することが分かった。
同級の日本代表は同60kg級優勝の川井梨紗子(ジャパンビバレッジ)で、世界女王同士の対決が実現する可能性が出てきた。昨年の世界選手権で日本以外のアジアの優勝はプレブドルジだけ。アジア大会で唯一の世界チャンピオン同士の対決が実現するか。
同選手は58kg級時代の2016年1月に伊調馨を破って台頭。2016年リオデジャネイロ・オリンピックは7位に終わったが、翌年から62kg級で闘い、昨年世界チャンピオンに輝いた。今年6月のモンゴル・オープンで2015年世界選手権63kg級優勝のバチェチェグ・ソロンゾンボルド(モンゴル)に勝ったことで、アジア大会の代表に決まったという。
今年3月の女子ワールドカップ(群馬・高崎)では負傷もあって不調だったが、2017年1月のヤリギン国際大会(ロシア)から昨年の世界選手権と今年3月のアジア選手権(キルギス)を含めて個人戦の国際大会を9大会連続で優勝している。