2012.06.09

4選手とも金メダル獲得を決意…ALSOK壮行会

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 ロンドン五輪にレスリング4選手、柔道1選手の計5選手を送り出すことが決まっているALSOKが6月8日、東京・京王プラザホテルで壮行会を行った。

 レスリングは所属している7選手のうち、男子フリースタイル60kg級の湯元健一、同74kg級の高谷惣亮、女子55kg級の吉田沙保里、同63kg級の伊調馨が代表へ。柔道は男子73kg級の中矢力選手が出場する。

 壮行会には同社の関連会社など全国から650人の支援者が駆けつけ、選手たちの門出を盛大に祝福。記者会見では「ALSOK」の5文字を5選手で表し(右写真)、社員としての誇りを胸に闘う事を誓った。

(文・撮影=保高幸子)


 ■男子フリースタイル60kg級・湯元健一「弟は自衛隊の所属。ALSOKの方が強いぞ!と見せたいです。メダルの色ひとつでも負けたくありません。北京五輪の時とは違い、今回はしっかりと準備ができました。自分の力を出し切り、金メダルを目指します」

 ■男子フリースタイル74kg級・高谷惣亮「23歳と若く、『それで世界と闘えるのか?』と思われるでしょうけど、私は強いです。4年前にオリンピックのトライアルに出た時は、権利をとることができず悔しい思いをしましたが、タックル王子と言うニックネームの通りにタックルを武器に世界と闘って来たいと思います」

 ■女子55kg級・吉田沙保里「ワールドカップで負けてご心配をおかけしました。たくさんの方に励ましていただき、感謝しています。ロンドン五輪ではアテネでの初心を思い出しながらしっかり得意のタックルを出して優勝を狙っていきたいです」

 ■女子63kg級・伊調馨「ロンドンでは、自分の求めているやりたいレスリングを思い切りだして金メダルを目指してがんばりたいです。先輩(吉田)と一緒に3連覇を目指します」

650人の出席者の前で紹介される日本代表選手

壮行会後、大勢の記者の質問に答える吉田沙保里