※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
2018年アジア・ジュニア選手権第5日は7月21日、インド・ニューデリーで男子フリースタイルがスタート。5階級が行われ、65kg級の谷山拓磨(拓大)が優勝、70kg級の志賀晃次郎(拓大)と79kg級の内田貴斗(和歌山・和歌山北高)が銅メダルを獲得した。
谷山は準決勝で昨年66kg級3位のインド選手を破るなど1回戦から3連勝。決勝は2月のシニアのアジア選手権にも出場しているエルナザール・アクマタリエフ(カザフスタン)を6-2で下した。谷山は2015年アジア・カデット選手権54kg級3位に続く国際大会のメダル獲得で、初の優勝。
志賀は準決勝で昨年の世界カデット選手権69kg級8位のインド選手に敗れたあと、3位決定戦で中国選手にテクニカルフォール勝ち。谷山と同じく2015年アジア・カデット選手権に続くメダル獲得。内田は初戦の2回戦でイラン選手に敗れたが、組み合わせの関係で3位決定戦へ進み、カザフスタン選手に7-6で競り勝った。国際大会に初出場でメダル獲得。
97kg級の吉田ケイワン(日大)は3位決定戦で敗れて5位。57kg級の谷口日向(法大)は1回戦で敗れ、敗者復活戦に回れなかった。
各選手の成績は下記の通り。
【57kg級】谷口日向(法大) 11位=13選手出場
1回戦 ●[Tフォール、1:21=0-11]Smanbekov, Almaz(キルギス)
※敗者復活戦へ回れず
----------------------------
【65kg級】谷山拓磨(拓大) 優勝=14選手出場
決 勝 ○[6-2]Akmataliev, Ernazar(キルギス)
準決勝 ○[6-4]Karan, Karan(インド)
2回戦 ○[6-0]Hommadov, Perman(トルクメニスタン)
1回戦 ○[6-0]Chao, Zheng(中国)
----------------------------
【70kg級】志賀晃次郎(拓大) 3位=10選手出場
3決戦 ○[Tフォール、3:00=11-0]Jun, Zhao(中国)
準決勝 ●[4-6]Kaliramana, Vishal(インド)
2回戦 ○[Tフォール、12-1]Lee, Youngjin(韓国)
1回戦 BYE
----------------------------
【79kg級】内田貴斗(和歌山・和歌山北高) 3位=10選手出場
3決戦 ○[7-6]Zhylkaidarov, Aibar(カザフスタン)
2回戦 ●[3-5]Gholami, Sajjad Saberali(イラン)
1回戦 BYE
----------------------------
【97kg級】吉田ケイワン(日大) 5位=10選手出場
3決戦 ●[Tフォール、1:23=2-12]Han, Hyunsu(韓国)
敗復戦 ○[11-6]Nasir, Hussain(インド)
1回戦 ●[Tフォール、2-12]Azizi, Sajad Gholamhossein(イラン)