※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
◎女子
【55kg級】
全日本選手権で吉田沙保里を追い詰めた村田夏南子(日大)が首ひとつ抜け出している状況。
全日本学生選手権優勝で今年のJOCジュニアオリンピックで勝ち、アジア・ジュニア・チャンピオンにもなった浜田千穂(日体大)、JOCジュニアオリンピック59kg級優勝の坂上嘉津季(至学館大)らが意地を見せられるか。
《2011年全日本選手権成績》=所属は当時
[1]吉田沙保里(ALSOK)、[2]村田夏南子(JOCアカデミー/東京・安部学院高)、[3]松川知華子(ジャパンビバレッジ)、山名慧(アイシン・エィ・ダブリュ)
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若手成長株ナンバーワンの村田夏南子
【59kg級】
全日本チャンピオンの齊藤貴子(自衛隊)と同2位の島田佳代子(自衛隊)がエントリー。両者の激突の再現に「待った」をかけたいのが、63kg級でロンドン五輪を目指した山本聖子(スポーツビズ)。本来の階級に戻り、実力を発揮して優勝を勝ち取ることができるか。
昨年2位で世界ジュニア選手権優勝の伊藤友莉香(環太平洋大)、ジュニアクイーンズカップ優勝の伊藤彩香(至学館大)、同2位でアジア・ジュニア選手権優勝の坂野結衣(東京・安部学院高)、5月のハリ・ラム・グランプリ大会(インド)優勝の隈部千尋(環太平洋大)らの若手の台頭も期待される。
《2011年全日本選手権成績》=所属は当時
[1]齊藤貴子(自衛隊)、[2]島田佳代子(自衛隊)、[3]伊藤彩香(至学館大)、伊藤友莉香(環太平洋大)
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59kg級での世界選手権出場を狙う山本聖子
【63kg級】
ゴールデンGP決勝大会優勝で全日本選手権2位の渡利璃穏(至学館大)と全日本選手権3位の工藤佳代子(自衛隊)の争い。
全日本学生選手権で3連覇を達成した佐藤文香(至学館大)、ジュニアクイーンズカップ優勝で5月のハリ・ラム・グランプリ大会優勝の佐藤喜歌(自衛隊)らが優勝争いに加われるか。
《2011年全日本選手権成績》=所属は当時
[1]伊調馨(ALSOK)、[2]渡利璃穏(至学館大)、[3]山本聖子(スポーツビズ)、工藤佳代子(自衛隊)
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ゴールデンGPチャンピオンの実力を発揮できるか、渡利璃穏