※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
カナダカップで優勝したエリカ・ウィーブ(カナダ)
女子と男子フリースタイルのカナダ・カップは7月7日、グエルフで行われ、女子はカナダ、ロシア、中国などが参加。76kg級は2016年リオデジャネイロ・オリンピック75kg級優勝のエリカ・ウィーブ(カナダ)が、決勝で昨年の世界選手権75kg級3位のジャスティナ・ディスタシオ(カナダ)を破って優勝した。
ウィーブは今年3月のワールドカップ(群馬・高崎市)は72kg級で闘っていたが、2月のクリッパン国際大会(スウェーデン=3位)とウクライナ国際大会(優勝)、4月のコモンウエルス大会(オーストラリア=優勝)はいずれも76kg級で優勝していた。
53kg級はクリッパン女子国際大会と欧州選手権優勝のスタルビラ・オーシュシュ(ロシア)が勝ち、57kg級は欧州選手権2位のイリナ・オロゴノワ(ロシア)が制した。
男子フリースタイルは、74kg級を60kg級時代に世界2位の実績を持つフランクリン・ゴメス・マトス(プエルトリコ)が制した。今年から74kg級で闘っており、世界選手権も74kg級に出場することが予想される。