※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
2018年世界カデット選手権第4日は7月6日、クロアチア・ザグレブで新たに女子5階級がスタート。40kg級の植松夏鈴(東京・安部学院高)46kg級の元木咲良(埼玉・埼玉栄高)、53kg級の大野真子(熊本・北稜高)の3選手が決勝へ進出し、61kg級の高山凛子(愛知・至学館高)と69kg級の寺本鈴(岐阜・中京学院大附中京高)が3位決定戦へ進むことになった。
植松は2試合にテクニカルフォール勝ちしたあと、準決勝で5月のアジア・カデット選手権(ウズベキスタン)優勝のウズベキスタン選手に9-6で勝利。決勝は昨年38kg級3位のルチャナ・ベクバウロワ(ロシア)と闘う。
元木は1回戦で欧州カデット選手権優勝のアナスタシア・ヤノトワ(ベラルーシ)、2回戦でアジア・カデット選手権(ウズベキスタン)2位のシエ・シアオミン(中国)を破るなど4連勝。決勝ではアジア選手権49kg級3位のオトゴンジャルガル・ドルゴルジャフ(モンゴル)と対戦する。
大野は2試合に勝ったあと、準決勝でアジア・カデット選手権優勝のシ・チャオジン(中国)を8-7で撃破した。決勝はアジア・カデット選手権4位のミーナクシ・ミーナクシ(インド)と闘う。
高山と寺本は、ともに準決勝で黒星。高山は欧州カデット選手権優勝のウクライナ選手に、寺本は同73kg級3位のスウェーデン選手に敗れた。ともに3位決定戦で銅メダルを目指す。
各選手の成績は下記の通り。(写真=チーム提供)
【40kg級】植松夏鈴(東京・安部学院高) 11選手出場
決 勝 Bekbaulova, Luchana(ロシア)
準決勝 ○[9-6]Samieva, Munojatkhon(ウズベキスタン)
2回戦 ○[Tフォール、3:05=10-0]Sweety, Sweety(インド)
1回戦 ○[Tフォール、0:59=11-0]Lin, Yun(台湾)
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【46kg級】元木咲良(埼玉・埼玉栄高) 18選手出場
決 勝 Dolgorjav, Otgonjargal(モンゴル)
準決勝 ○[5-2]Bilimbek Kyzy, Kalmira(キルギス)
3回戦 ○[Tフォール、3:51=12-2]Yusifova, Aishan(アゼルバイジャン)
2回戦 ○[8-6]Xie, Xiaomin(中国)
1回戦 ○[8-0]Yanotova, Anastasiya(ベラルーシ)
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【53kg級】大野真子(熊本・北稜高) 24選手出場
決 勝 Meenakshi, Meenakshi(インド)
準決勝 ○[8-7]Shi, Zhaojing(中国)
3回戦 ○[5-0]Frotscher, Hanna(ドイツ)
2回戦 ○[Tフォール、3:38=10-0]Kamaloglu, Elvira(トルコ)
1回戦 BYE
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【61kg級】高山凛子(愛知・至学館高) 23選手出場
3決戦 (相手未定)
準決勝 ●[フォール、0:42=0-4]Kulahina, Antonyna(ウクライナ)
3回戦 ○[2-1]Batkhuyag, Oyungerel(モンゴル)
2回戦 ○[Tフォール、2:45=10-0]Antipova, ,Alina Aleksandra(ラトビア)
1回戦 ○[2-2]Kolawole, Esther Omolayo(ナイジェリア)
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【69kg級】寺本 鈴(岐阜・中京学院大附中京高) 16選手出場
3決戦 (相手未定)
準決勝 ●[フォール、1:45=3-8]Fridlund, Julia Hanna Ellinor(スウェーデン)
2回戦 ○[8-0]Normuminova, Mukhlisa(ウズベキスタン)
1回戦 ○[Tフォール、1:46=10-0]Erol, Betul(トルコ)