※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
2018年世界カデット選手権第2日は7月3日、クロアチア・ザグレブで男子フリースタイル5階級がスタート。51kg級の高橋海大(JOCエリートアカデミー/東京・稲付中)が4試合を勝ち抜き、決勝進出を決めた。71kg級の諏訪間新之亮(佐賀・鳥栖工高)は3回戦で敗れたものの、敗者復活戦に回ることになり、銅メダルを目指す。
高橋はカザフスタン、ウズベキスタン、インドのアジア勢に3連勝したあと、準決勝で欧州カデット選手権優勝のアデム・ブラク・ウズン(トルコ)を12-8で破り、決勝進出を決めた。米国のマシュー・ジェームズ・ラモスと対戦する。
諏訪間は初戦の2回戦でアジア・カデット選手権優勝のイラン選手を撃破。2回戦で欧州カデット選手権優勝のバグラティ・ガグニーゼ(ジョージア)に7-8で敗れたものの、ガグニーゼが決勝に進んだことで、敗者復活戦への道がつながった。イスラエル選手との対戦に3位決定戦進出をかける。
45kg級の山下修誠(高知・すくもクラブ)は2回戦、60kg級の萩原大和(埼玉・花咲徳栄高)は3回戦、92kg級の神原弘渡(香川・多度津高)は1回戦で、それぞれ敗れ、敗者復活戦に回れなかった。
各選手の成績は下記の通り。
【45kg級】山下修誠(高知・すくもクラブ) 16選手出場
2回戦 ●[3-12]Lamer, Chance Russell(米国)
1回戦 ○[4-0]Gugeshashvili, Luka(ジョージア)
※敗者復活戦に回れず
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【51kg級】高橋海大(JOCエリートアカデミー/東京・稲付中) 19選手出場
決 勝 Ramos, Matthew James(米国)
準決勝 ○[12-8]Uzun, Adem Burak(トルコ)
3回戦 ○[5-5]Aman, Aman(インド)
2回戦 ○[6-5]Khabibullaev, Ibrat(ウズベキスタン)
1回戦 ○[6-0]Yexanov, Ardak(カザフスタン)
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【60kg級】萩原大和(埼玉・花咲徳栄高) 25選手出場
3回戦 ●[7-9]Mamedov, Shamil(ロシア)
2回戦 ○[8-7]Musaev, Ayub Muratovitch(ベルギー)
1回戦 ○[Tフォール、3:27=11-1]Balazs, Balint(ハンガリー)
※敗者復活戦に回れず
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【71kg級】諏訪間新之亮(佐賀・鳥栖工高) 20選手出場
敗復戦 Soltanli, Chengiz(イスラエル)
3回戦 ●[7-8]Gagnidze, Bagrati(ジョージア)
2回戦 ○[5-3]Nokhodilarimi, Mohammad Ashghar(イラン)
1回戦 BYE
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【92kg級】神原弘渡(香川・多度津高) 21選手出場
1回戦 ●[Tフォール、3:23=0-10]Mayilov, Fuad(アゼルバイジャン)
※敗者復活戦に回れず