※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
世界レスリング連盟(UWW)の女子のランキング大会「中国オープン」最終日は6月23日、中国・大原で行われ、72kg級の古市雅子(日大)が銀メダルを獲得。65kg級の森川美和(日体大)は3位決定戦で敗れた。
5選手によるリーグ戦となった72kg級の古市は、中国2選手とロシア選手を破ったものの、4回戦で今年1月のヤリギン国際大会(ロシア)優勝のワン・フアン(中国)に4-5で敗れ、優勝を逃した。
65kg級は6選手出場によるノルディック方式で実施。森川は3選手による予選リーグを全勝で通過したものの、準決勝で昨年の欧州U-23選手権65kg級優勝のマリア・クズネチョワ(ロシア)に黒星。3位決定戦では予選で勝っていた中国選手に敗れ、メダル獲得を逃した。
日本は5選手が出場して3階級を制し、他に銀1個の成績。国別対抗得点は、12ヶ国参加中3位だった。1位は中国で、2位はロシア。
各選手の成績は下記の通り。(写真=チーム提供)
【65kg級】森川美和(日体大) 4位=6選手出場
3位決定戦 ●[4-6]Na, Lu(中国)
準 決 勝 ●[10-14]Kuznetsova, Maria(ロシア)
リーグ3回戦 ○[Tフォール、0:37=11-0]Lee, Han Bit(韓国)
リーグ2回戦 BYE
リーグ1回戦 ○[8-2]Na, Lu(中国)
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【72kg級】古市雅子(日大) 2位=5選手出場
リーグ5回戦 BYE
リーグ4回戦 ●[4-5]Wang Juan(中国)
リーグ3回戦 ○[Tフォール、2:45=10-0]Eremina, Kristina(ロシア)
リーグ2回戦 ○[8-1]Aledaguli, Duishan(中国)
リーグ1回戦 ○[10-6]Wang, Kunming(中国)