※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
4月30日からロシア・カスピスクで行われる欧州選手権で、2016年リオデジャネイロ・オリンピック57kg級金メダリストのウラジーミル・キンチェガシビリ(ジョージア)が65kg級に挑むことになった。
同選手はリオデジャネイロで金メダルを取った後、主に61kg級で闘っており、昨年の世界選手権は61kg級で3位に入賞したが、今年初めのインド・プロリーグでは57kg級で闘っていた。
2月のウクライナ国際大会では65kg級に出場。昨年の世界選手権同級2位のマゴメドムラド・ガジエフ(ポーランド=元ロシア)に2-3で敗れたものの3位となり、この階級でも通じる実力を見せた。
2020年東京オリンピックへ向けて、57kg級に戻すか、65kg級に上げるか注目されていたが、階級アップを選んだもよう。世界選手権でも65kg級で出場することになるか。