※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
男子グレコローマンの全日本チームと両スタイルの西日本学生選抜チームが参加しているダン・コロフ-ニコラ・ペトロフ国際大会・第2日は3月23日、ブルガリア・ソフィアで行われ、男子フリースタイル61kg級の有元伸悟(近大職)と男子グレコローマン55kg級の田野倉翔太(東京・自由ヶ丘学園高教)が2位、男子グレコローマン63kg級に出場した太田忍(ALSOK)が3位に入った。
3位決定戦に出場した男子グレコローマン55kg級の神田優人(中京学院大)と同72kg級の井上智裕(富士工業)は、ともに敗れて5位に終わった。
有元は決勝で2015年世界選手権3位、リオデジャネイロ・オリンピックは57kg級で5位に入ったウラジーミル・デュボフ(ブルガリア)に敗れた。有元はシニアの国際大会で初のメダル獲得。
田野倉は2月のザグレブ・オープン(クロアチア)で優勝しているドグス・アヤクジ(トルコ)に敗れ、先月のアジア選手権(キルギス)に続く優勝を逃した。
3位決定戦に回った太田はウクライナ選手に快勝。リオデジャネイロ・オリンピック以来、国際大会5大会連続でメダルを獲得となった。
各選手の成績は下記の通り。
※小文字は前日の試合
【61kg級】有元伸悟(近大職) 2位=16選手出場
決 勝 ●[0-7]Dubov Vladimir(ブルガリア)
準決勝 ○[10-8] Burukov Vladimir(ウクライナ)
2回戦 ○[8-6]Bileichuk Ivan(ウクライナ)
1回戦 ○[8-6]Topal Recep(トルコ)
【55kg級】神田優人(中京学院大) 5位=11選手出場
3決戦 ●[Tフォール、2:58=0-9]Petrov Nedialko(ブルガリア)
敗復戦 ○[Tフォール、1:17=12-1]Tita Florin(ルーマニア)
1回戦 ●[2-9]田野倉翔太(東京・自由ヶ丘学園高教)
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【55kg級】田野倉翔太(東京・自由ヶ丘学園高教) 2位=11選手出場
決 勝 ●[Tフォール、5:50=1-12]Ayazci Dogus(トルコ)
準決勝 ○[フォール、0:27=8-0] Petrov Nedialko(ブルガリア)
2回戦 ○[Tフォール、0:26=8-0]Tita Florin(ルーマニア)
1回戦 ○[9-2]神田優人(中京学院大)
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【63kg級】太田忍(ALSOK) 3位=16選手出場
3決戦 ○[フォール、0:29=5-0]Dobrov Dmytro(ウクライナ)
準決勝 ●[Tフォール、1:48=0-9]Vichev Nikolay(ブルガリア)
2回戦 ○[Tフォール、2:36=12-2]Mango Ryan(米国)
1回戦 ○[フォール、2:15=10-3]井ノ口崇之(自衛隊)
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【72kg級】井上智裕(富士工業) 5位=18選手出場
3決戦 ●[0-5]Zoidze Ramaz(ジョージア)
敗復戦 ○[Tフォール、3:42=8-0]Smith Pat(米国)
3回戦 ●[Tフォール、2:42=0-11]Nikoghosyan Evrik(フランス)
2回戦 ○[5-5]Popov Anatolie(モルドバ)
1回戦 BYE
(以下、初日で敗退した選手)
【61kg級】木佐貫斎貴(徳山大) 16選手出場
1回戦 ●[Tフォール、4:16=4-14]Marin Filip(ルーマニア)
※敗者復活戦へ回れず
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【70㎏級】玉岡拓海(福岡大) 13選手出場
1回戦 ●[Tフォール、4:18=0-10]Salkazanov Taimuraz(スロバキア)
※敗者復活戦へ回れず
【63kg級】井ノ口崇之(自衛隊) 16選手出場
1回戦 ●[Tフォール、2:15=3-10]太田忍(ALSOK)
※敗者復活戦へ回れず
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【72kg級】一瀬剣(関大) 18選手出場
2回戦 ●[Tフォール、2:14=0-10]- Pynkov Dmytro(ウクライナ)
1回戦 BYE
※敗者復活戦へ回れず
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【82㎏級】野崎竜陽(中京学院大) 19選手出場
1回戦 ●[5-7]Nikolov Svetoslav(ブルガリア)
※敗者復活戦へ回れず