※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
■笹山秀雄・女子強化委員長(自衛隊)の話「若手が頑張ってくれた、もう少しで金メダルという内容もあったが、簡単に勝たせてもらえないのは仕方ない。全体的な反省点として、投げ技にかかってメダルの色が変わっていた選手が少なくなかった。入ってきたところを投げるというのは外国の日本対策だと思う。ワールドカップに向け、さらにアジア大会や世界選手権へ向け、それに対する対策をしっかり取り組みたい。
若手の台頭で、ベテランも『おちおちしていられない』という気持ちになっていると思う。理想は若手がアジア・チャンピオンになって上の選手を突き上げることだけど、この成績でも刺激にはなっていると思う。(ブルガリアから名コーチを招へいした中国が6階級制覇)日本もベストメンバーなら、1階級優勝なんてことはない。これからしっかり上げていきます。早朝計量で大きく失敗した選手はいなかった」