※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
世界レスリング連盟(UWW)が今年から実施するランキング大会の女子の最初の大会となる「クリッパン女子国際大会」(2月16~18日、スウェーデン・クリッパン)のエントリー選手が判明。48kg級世界チャンピオンの須崎優衣(JOCエリートアカデミー/東京・安部学院高)の出場する50kg級に、2016年リオデジャネイロ・オリンピック48kg級銀メダルのマリア・スタドニク(アゼルバイジャン)がエントリーした。
同選手は昨年、欧州選手権とイスラム諸国連合競技大会の48kg級で優勝。8月の世界選手権(フランス)で須崎との対戦が期待されたが、エントリーせず。アゼルバイジャン関係者は「大きな大会が続いたので休養した」と話した。その後、12月のワールドカップ(ロシア)はエントリーしていたが、出場しなかった。
76kg級には、2016年リオデジャネイロ・オリンピック75kg級優勝のエリカ・ウィーブ(カナダ)、昨年の世界選手権75kg級優勝のヤセミン・アダー(トルコ)、2014・15年世界選手権75kg級優勝で手術から復帰したアデライン・グレイ(米国)、2016年リオデジャネイロ・オリンピック75kg級3位でやはり負傷から復帰したエカテリナ・ブキナ(ロシア)、2015年世界選手権75kg級3位のエプ・マエ(エストニア)、昨年の世界選手権69kg級2位のアライン・フォッケン(ドイツ)らがエントリー。ランキング大会にふさわしいハイレベルの争いになりそう。日本からはU-23世界チャンピオンの松雪泰葉(愛知・至学館高)が出場する。