※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
世界レスリング連盟(UWW)の男子フリースタイルで2018年のランキング決定大会の最初となる「ヤリギン国際大会」は1月26日(金)~28日(日)にロシア・クラスノヤルスクで行なわれる。ロシアと米国の出場選手が明らかになり、昨年の世界選手権(フランス)の97kg級決勝を争った2人のリオデジャネイロ・オリンピック王者が、出場する階級は違うが、ともに出場することになった。
リオデジャネイロ大会の97kg級を制し、昨年の世界選手権では86kg級のリオデジャネイロ王者のアブデュラシド・サデュラエフ(ロシア)を破ったカイル・スナイダー(米国)は世界選手権と同じ97kg級に出場、サデュラエフは92kg級に出場する。
昨年までは地元のロシアから多くの選手が出場していた大会だが、ランキング大会となったことで1ヶ国から各階級に3選手までしか出場できない。その分、強い選手のみが出場する大会となる。
ロシアからは、リオデジャネイロ74kg級銀メダルのアニウアール・ゲデュエフ、2015年世界選手権125kg級銅メダルのバイリャル・マホフ、2016年世界選手権70kg級優勝のマゴメド・クルバナリエフら一線級がずらりと出場する。
米国はスナイダーのほか、65kg級に2016年世界選手権61kg級優勝のローガン・スティーバー、昨年の世界選手権125kg級銅メダルのニック・グウィアズドウスキらの強豪が出場する。