※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
12月7~8日にイラン・テヘランで優勝賞金2万5000ドル(約281万円、2位は1万5000ドル、3位は1万ドル)をかけた男子フリースタイルの世界クラブ・カップが、イランのほか、米国、ジョージア、インド、モンゴル、ハンガリー、カザフスタン、キルギス、カナダ、ブルガリアから12チームが参加して行なわれる。2018年1月から採用される新しい10階級で実施される。
イランの「Bimeh Razi」は外国人枠にロシア選手をエントリーしており、リオデジャネイロ・オリンピック86kg級優勝のアブデュラシド・サデュラエフ(ロシア)がエントリー。8月の世界選手権(フランス)で、オリンピック王者同士の対決として注目されたカイル・スナイダー(米国=97kg級オリンピック王者)も米国の「Titan Mercury」として参加する。
ただ、スナイダーは「Titan Mercury」(米国)の97kg級、サデュラエフは92kg級にそれぞれエントリーしているので、その階級のままだと対戦はない。
リオデジャネイロ・オリンピック57kg級優勝のウラジーミル・キンチェガシビリ(ジョージア)は、ジョージアのチームではなくイランの「Easy Pipe Kashan」のメンバーとして参加。今年の世界選手権の61kg級を制したハジ・アリエフ(アゼルバイジャン)はイランの「Setaregan Sari」の65kg級代表として参加する。
参加するオリンピックと世界選手権のメダリストは16人とのことで、豪華な大会となりそうだ。