2017.09.14

2024年オリンピックはパリ、2028年はロサンゼルス…IOCが決定

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 国際オリンピック委員会(IOC)は9月13日、ペルー・リマで総会を開き、2024年夏季オリンピックの開催都市をフランス・パリ、2028年大会を米国・ロサンゼルスとすることを正式に決めた。

 パリの招致計画によると、レスリングの試合会場は、先月世界選手権が行われたベルシー・アリーナのそばに新設される観客席8000席の第2アリーナ。期日は8月11~17日が予定されている。

 パリでのオリンピック開催は1924年以来、100年ぶり。その時は日本にレスリングはなく、米国・ペンシルベニア州立大に留学し、レスリング部の主将を務めた内藤克俊が日本代表として男子の両スタイルで出場。フリースタイル61kg級で銅メダルを取り、日本人レスラーの第1号メダリストとなった。

 ロサンゼルスは1984年以来、44年ぶり3度目の開催。1932年大会は日本協会が設立されてから初のオリンピックで、出場7選手とも惨敗。1984年大会はソ連など東欧諸国が不参加の中、日本は宮原厚次(グレコローマン52kg級)と富山英明(フリースタイル57kg級)が金メダルを取り、他に両スタイルで「銀5個・銅2個」を取った。

 2024年オリンピックの招致は5都市が立候補したが、財政負担に対する住民の反発などでローマ(イタリア)、ハンブルク(ドイツ)、ブダペスト(ハンガリー)が撤退し、2都市しか残らなかった。IOCは通常、大会7年前に開催都市を選ぶが、肥大化する大会経費のため立候補都市が減少する中、パリとロサンゼルスの両方を確保するため、今年7月の臨時総会で同時決定案を承認。ロサンゼルスが2028年大会の開催を受け入れ、2大会が同時に決定した。