※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
世界カデット選手権最終日は9月10日、ギリシャ・アテネで男子フリースタイル5階級の決勝などが行なわれ、決勝に進んだ54kg級の山口叶汰(静岡・焼津水産高)と63kg級の伊藤謙心(千葉・日体大柏高)は、ともに敗れて銀メダルに終わった。
山口は前日の2回戦でロシア選手を破るなどして決勝へ進出。2015年アジア・カデット選手権42kg級2位のメフディ・エシギバスコラエイ(イラン)と対戦し、0-6で敗れた。初の国際大会で銀メダルを獲得。
伊藤は前日にブルガリア選手や米国選手を破って決勝へ進み、欧州カデット選手権優勝のイナー・ケティア(ロシア)と対戦。テクニカルフォールで敗れた。昨年のアジア・カデット選手権58kg級優勝に続くメダル獲得。
男子フリースタイルは「金1・銀2・銅1」を獲得。国別対抗得点で42点をマークしし、昨年と同じ5位に入賞した。
各選手の成績は下記の通り。(写真=チーム・スタッフ撮影)
※小文字は9日の試合
【54kg級】山口叶汰(静岡・焼津水産高) 2位=24選手出場
決 勝 ●[0-6]Eshghivasoukolaei, Mehdi(イラン)
準決勝 ○[8-2]Kumar, Himanshu(インド)
準々決勝 ○[6-2]Baranga, Madalin(ルーマニア)
2回戦 ○[3-2]Ganishov, Imam(ロシア)
1回戦 BYE
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【63kg級】伊藤謙心(千葉・日体大柏高) 2位=27選手出場
決 勝 ●[Tフォール、2:59=0-10]Ketiia, Inar(ロシア)
準決勝 ○[4-3]Teemer, Jacori Tyrese(米国)
準々決勝 ○[4-0]Badavrov, Ivan(ブルガリア)
2回戦 ○[4-0]Roussow, Francois(南アフリカ)
1回戦 BYE
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《国別対抗得点》
[1]ロシア 73点、[2]米国 66点、[3]アゼルバイジャン 61点、[4]イラン 53点、[5]日本 42点、[6]インド 36点、