2012.05.13

【男子フリースタイルW杯・第1日】井上謙二監督の話

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 第1日終了時・井上謙二監督(自衛隊)の話「世界のトップ10が集まる大会、ラッキーだけでは勝てない。勝った選手も、惜しい試合をした選手もいる。諦めず自分がやってきたことを最後まで信じてやってほしい。実力が足らない選手は、1点でもポイントを取るように、あと少しだった選手はなぜ負けたのかを考えて、今後の練習にいかしてほしい。五輪に出る選手は今回の反省を活かし、五輪で金メダルを取る確率を上げる練習にとりいれてほしい。若手にはこれ以上ないいい経験になる。

 みな『負けてもすぐに試合があり、トップ選手と1日3試合(予定では4試合だった)というのは、肉体的にも精神的にもキツい』と言っていた。落ち込むひまはない。今日はチームでは3敗したが、明日も2試合あるので前向きに強気で、勝つよう頑張ってもらいたい」