※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
8月21~26日にフランス・パリで行われる世界選手権のエントリー状況が明らかになり、男子グレコローマン59kg級でリオデジャネイロ・オリンピックを制したイスマエル・ボレロ(キューバ)のエントリーはなかった。
同級はオリンピック2位の太田忍(ALSOK)も出場せず、同3位のエルムラト・タスムラドフ(ウズベキスタン)は66kg級へ出場。オリンピックのメダリストとしては、3位のスティグ・アンドレ・ベーグ(ノルウェー)のみの出場。
今年の欧州王者も不出場で、アジア選手権優勝の文田健一郎(日体大)はベーグのほか、2015年欧州大会優勝のステファン・マリャニャン(ロシア)らと優勝を争う。
75kg級オリンピック王者のロマン・ブラソフ(ロシア)は80kg級へ。同級はオリンピック以来試合出場のなった2013年74kg級世界王者の金炫雨(キム・ヒョンウ)が出場する。
男子フリースタイルは、ほぼ予想通りのエントリー。リオデジャネイロ・オリンピック57kg級優勝のウラジーミル・キンチェガシビリ(ジョージア)は61kg級へ。同3位のハッサン・ラヒミ(イラン)はエントリーしているが、負傷のため不参加が伝えられており、同級のオリンピック・メダリスト4選手は、不出場か上の階級への出場となることが濃厚。
女子では、48kg級で須崎優衣(JOCエリートアカデミー/東京・安部学院高)の最大のライバルと思われたリオデジャネイロ・オリンピック2位のマリア・スタドニク(アゼルバイジャン)が不出場。中国もオリンピック3位の選手ではなく、新しい選手がエントリーした。もう一人の3位もエントリーしておらず、オリンピック・メダリスト不在となった。
69kg級の中国は、5月のアジア選手権で土性沙羅(東新住建)を追い詰めた選手ではなく、6月のアジア・ジュニア選手権3位のハン・ユエがエントリーした。
(注)エントリーしていない選手であっても、計量当日に申請があれば、出場を認めてきたのがこれまでの慣習です。現在の世界レスリング連盟(UWW)は、すべてにおいて規定に厳しくなっているため、こうしたことがあるかどうかは不明ですが、エントリー以外の選手が出場してくる場合もあります。 |