※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
米国の五輪代表選考会が4月21~22日にアイオワ州アイオワで行われ、五輪出場枠を取っていない男子フリースタイル60kg級と同グレコローマン96kg級以外の階級の五輪代表が下記の通り決まった。
男子フリースタイル55kg級には、2008年北京五輪優勝のヘンリー・セフードが出場したが、準決勝で敗れた。セフードはマット上でシューズを脱ぎ、引退の意思を示した。男子グレコローマン120kg級で2大会ぶりの五輪挑戦を表明していたルーロン・ガードナーは、体重が落ちずに参加しなかった。
女子は、2008年世界女子選手権で優勝し、日本人の母を持つ48kg級のクラリッサ・チャンらが五輪出場を決めた。
大会最終日のファイナルは1万3712人の観客が集まり、2日間でのべ5万4766人を集めた。
◎男子グレコローマン
▼55kg級 Spenser Mango(USアーミー)=2008年北京五輪9位
▼60kg級 Ellis Coleman(NYAC)=2011年世界ジュニア選手権66kg級3位
▼66kg級 Justin Lester(USアーミー)=2011年世界選手権5位
▼74kg級 Ben Provisor(サンキスト)=2011年パンアメリカン大会2位
▼84kg級 Chas Betts(ミネソタ・ストーム)=2011年パンアメリカン選手権優勝
▼120kg級 Dremiel Byers(USアーミー)=2010年世界選手権5位
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◎男子フリースタイル
▼55kg級 Sam Hazewinkel(サンキスト)=2012年パンアメリカン選手権優勝
▼66kg級 Jared Frayer(ゲーターWC)=2011年サンキスト国際大会優勝
▼74kg級 Jordan Burroughs(サンキスト)=2011年世界選手権優勝
▼84kg級 Jake Herbert(NYAC)=2009年世界選手権2位
▼96kg級 Jake Varner(ニッタニー・ライオンWC)=2011年パンアメリカン大会優勝
▼120kg級 Tervel Dlagnev(サンキスト)=2011年世界選手権5位
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◎女子
▼48kg級 Clarissa Chun(サンキスト)=2008年世界選手権優勝
▼55kg級 Kelsey Campbell(サンキスト)=2011年世界選手権59kg級14位
▼63kg級 Elena Pirozhkova(ゲーターWC)=2011年世界選手権5位
▼72kg級 Stephany Lee(サンキスト)=2010年世界選手権8位