2012.04.27

【五輪予選最終ステージ第1戦・第1日】松本篤史(ALSOK)、磯川孝生(徳山大職)とも出場枠取れず

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 【太原(中国)】ロンドン五輪予選の最終ステージ第1戦(第3次予選)は4月27日、中国・太原で開幕。男子フリースタイル6階級が行われ、日本からは84・96kg級の2階級に出場したが、ともに出場枠を取れなかった。

 84kg級の松本篤史(ALSOK)は初戦の2回戦で2010年アジア大会3位のウスカバートル・プルビー(モンゴル)を2-1(0-1,1-0,3-0)で撃破したあと、3回戦(準々決勝)で2010年世界チャンピオンのミハイル・ガネフ(ブルガリア)に0-2(0-1,2-2L)で黒星。格上の相手に一歩も引かず、互角以上の闘いをしたが、一歩及ばなかった。ガネフが準決勝で敗れたため、敗者復活戦に回れなかった。

 96kg級の磯川孝生(徳山大職)は初戦の2回戦でヨセフ・ヤロビアール(スロバキア)に0-2(0-1,0-3)で黒星。ヤロビアールが決勝に進めなかったため、敗者復活戦に回れなかった。

 各選手の成績は下記の通り。

初戦モンゴルを破った松本(青)だが、次の試合で敗れる

磯川(青)は初戦で黒星を喫し、五輪への道が閉ざされた


 ◎男子フリースタイル

 【84kg級】松本篤史(ALSOK)   27選手出場
3回戦 ●[1-2(0-1,2-2L)]Mihail Ganev(ブルガリア)
2回戦 ○[2-1(0-1,1-0,3-0)]Usukhbaatar Purvee(モンゴル)
1回戦  BYE

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 【96kg級】磯川孝生(徳山大)   20選手出場
2回戦 ●[0-2(0-1,0-3)]Jozef Jaloviar(スロバキア)
1回戦  BYE