※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
世界レスリング連盟(UWW)は6月5日、米国のレスリングサイト「Flo Wrestling」が報じた通り(クリック)、2012年ロンドン・オリンピックの男子フリースタイル60kg級金メダリストで、昨年のリオデジャネイロでは65kg級で銀メダルを獲得したトグルル・アスガロフ(アゼルバイジャン)を、ドーピング違反のため1年間の出場停止処分にすることを発表した。
同選手は今年2月5日の抜き打ち検査でヒゲナミンという禁止薬物が検出された。出場停止期間は今年4月18日から来年4月17日までの1年間。
同時に、今年4月に行われたU-23欧州選手権の男子グレコローマン66kg級で優勝したアスラン・ビサイトフ(ロシア)にも禁止薬物が検出され、2021年4月23日まで4年間の出場停止処分を下した。