※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
2年連続で団体戦(学校対抗得点)を制した日体大柏(千葉)
84kg級の石黒隼士と96kg級の吉田ケイワンの2選手が優勝した花咲徳栄(埼玉)が学校対抗得点で31点をマークし2位へ。吉田は決勝で全国高校選抜大会で負けた白井達也(千葉・日体大柏)とのリベンジマッチを制しての優勝だった。
学校対抗戦の3位は、JOCエリートアカデミー所属の60kg級の榊流斗と66kg級の佐藤匡記の2選手が優勝した帝京(東京)が入った。74kg級は全国高校選抜大会66kg級王者の安楽龍馬(山梨・韮崎工)が2連覇を達成した。
男子グレコローマンでも日体大柏の活躍が光った。74kg級の奥井真吉、96kg級の宮本海渡が優勝し2階級を制した。日体大柏と同じく2階級を制したのは磯子工(神奈川)。84kg級の那須川良太と120kg級の福沢新一が優勝した。
各スタイルの優秀選手賞。左から石黒隼士(埼玉・花咲徳栄)、稲葉海人(山梨・韮崎工)、森川美和(東京・安部学院)
女子の部は、60kg級の南條早映と65kg級の森川美和(ともに東京・安部学院)がそろって3連覇を達成した。昨年まで2連覇中の須崎優衣(東京・安部学院)は出場しなかった。
56kg級は昨年49kg級2位の田南部夢叶(東京・帝京)が出場。初戦で昨年インターハイ3位の成國琴音(東京・文化学園大杉並)を破り、その勢いのまま大会初優勝を遂げた。
優秀選手は男子フリースタイルが石黒、男子グレコローマンが稲葉、女子は森川が受賞した。
(文・撮影=増渕由気子)
※スマホの機種によっては右側が切れます。
![]() 学校対抗戦・表彰式 |
![]() 男子フリースタイル優勝選手(前列左から階級順) |
![]() 男子グレコローマン優勝選手(前列左から階級順) |
![]() 女子優勝選手(前列左から階級順) |