※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
《大会日程》=各日とも試合開始は午前10時 場所:東京・代々木競技場第2体育館
6月16日(金) 男子フリースタイル57・86・125kg級 / 男子グレコローマン66・80・98kg級 / 女子58・75kg級
17日(土) 男子フリースタイル65・74・97kg級 / 男子グレコローマン71・75・130kg級 / 女子53・55kg級・63kg級
18日(日) 男子フリースタイル61・70kg級 / 男子グレコローマン59・85kg級 / 女子48・60・69kg級
【女子55kg級・展望】=8選手(6月17日実施) 17歳で全日本とアジアを制覇した南條早映(JOCエリートアカデミー/東京・安部学院高)
勢いはあるが、2014年にこの階級で世界一に輝いた浜田千穂(キッコーマン)が58kg級からUターン。過去の実績的には優勝候補の一番手と言えよう。南條の勢いが元世界チャンピオンをしのぐか。
昨年11月のゴールデンGP決勝大会53kg級を制し、全日本選手権ではこの階級2位の角谷萌々果(至学館大)が、全日本選手権3位で4月のジュニアクイーンズカップは51kg級で優勝した谷山菜緒(法大)らが優勝争いに加われるか。
世界カデット選手権(ジョージア)52kg級優勝で4月のジュニアクイーンズカップで南條を破った奥野春菜(至学館大)が、シニアの55kg級でどこまでやれるか。世界カデット選手権56kg級優勝の澤葉菜子(至学館大)も上位進出の実力を秘めていよう。
※エントリーに基づいた予想であり、直前の負傷等による戦力ダウンは勘案しておりません。
《歴代優勝選手》=男子フリースタイル / 男子グレコローマン / 女子
【2016年5月:明治杯全日本選抜選手権】(所属は当時)
▼決勝
菅原ひかり(岩手・種市高教)○[8-0]●角谷萌々果(至学館大)
▼3位決定戦
屶網さら(愛知・至学館高)○[6-2]●澤葉菜子(愛知・至学館高)
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【2016年12月:天皇杯全日本選手権】(所属は当時)
▼決勝
南條早映(JOCエリートアカデミー/東京・安部学院高)○[5-2]●角谷萌々果(至学館大)
▼準決勝
角谷萌々果(至学館大)○[8-2]●谷山菜緒(法大)
南條早映(JOCエリートアカデミー/東京・安部学院高)○[Tフォール、5:43=11-0]●澤葉菜子(東京・至学館高)
※リオデジャネイロ・オリンピック&2016年世界選手権代表、この階級の全日本選手権1~3位以外はアイウエオ順
◎エントリー選手
![]() 南條早映(JOCエリートアカデミー/東京・安部学院高) |
![]() 浜田千穂(キッコーマン) |
![]() 奥野春菜(至学館大) |
《2016年全日本選手権優勝》
南條早映(なんじょう・さえ=JOCエリートアカデミー/東京・安部学院高)
1999年7月15日生まれ、17歳。兵庫県出身。161cm。2016年インターハイ56kg級優勝、2017年アジア選手権優勝
《2016年全日本選手権2位》
角谷萌々果(かどや・ももか=至学館大)
1995年6月5日生まれ、22歳。三重県出身。愛知・至学館高卒。161cm。2016年全日本選抜選手権2位
《2016年全日本選手権3位》
澤葉菜子(さわ・はなこ=至学館大)
1999年2月10日生まれ、18歳。大阪府出身。愛知・至学館高卒。158cm。2016年世界カデット選手権56kg級優勝
《2016年全日本選手権3位》
谷山菜緒(たにやま・なお=法大)
1997年4月16日生まれ、20歳。大阪府出身。大阪・香ヶ丘リベルテ高卒。156cm。2017年ジュニアクイーンズカップ51kg級優勝
奥野春菜(おくの・はるな=至学館大)
1999年3月18日生まれ、18歳。三重県出身。158cm。2016年インターハイ52kg級優勝
倉舘愛(くらだて・あい=日大)
1995年4月29日生まれ、22歳。青森県出身。東京・安部学院高卒。154cm。2016年全日本選抜選手権5位
浜田千穂(はまだ・ちほ=キッコーマン)
1992年11月17日生まれ、24歳。神奈川県出身。東京・日本工大付駒場高~日体大卒。160cm。2016年全日本選手権58kg級2位
松見千都彩(まつみ・ちとせ=環太平洋大)
1994年10月6日生まれ、22歳。京都府出身。京都・南京都高卒。158cm。2016年全日本選手権5位