※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
交流戦終了後の記念撮影
枝迫興一郎団長(神奈川・釜利谷高教)は「勝ちはしたが、負けたところは圧倒的に負けた内容。そこを詰めていけるようにしたい、相手の得意な部分にくらいつけるような強化をやっていくことが、今後の高校生の強化ポイントになると思う」と話した。
20回という区切りの大会を迎えたことについては、「ひとえに先輩たちの築いてこられた努力おかげで。伝統を受け継ぎ、30回、40回と続けて両国の競技力向上を目指したい」と話した。一方で、「友好が一番大切であり、高校生に学んでほしいこと。強化だけでなく、レスリングを通じて国際的な人間に育ってほしい」と要望した。
グレコローマンに強さを見せた韓国
昨年に比べ、選手が半分以上が入れ替わったという理由はあるものの、「おとなしい選手が多い。もっと気持ちを前面に出してほしい」と話した。
今季、高校生の3大会(全国高校選抜大会、インターハイ、国体)を制した三輪優翔主将(和歌山・和歌山北高)は「韓国はグレコローマンが強い、その韓国が相手でも勝った選手がいるので、日本の高校生でも(グレコローマンも)強くなれる」と、ホーム・アウエーともに負けこしたグレコローマンにエール。
大きく勝ち越したフリースタイルにつては、「2つ落としたので満足はできない。そこでも勝てるよう全体の力をつけていきたい」と、日本の競技力向上を願った。個人では、「失点があり、甘いところが出てしまった。ここを直していかないと世界で勝っていけない。修正したい」と話した。
![]() 開会式 |
![]() 韓国のシン・ルチェル団長のあいさつ |