今年のアジア大会(9月30日~10月3日、名古屋市)と世界選手権(10月24日~11月1日、バーレーン)の代表選考を兼ねた2026年明治杯全日本選抜選手権は5月21日(木)~24日(日)に東京・駒沢体育館で行われる。
昨年12月の全日本選手権の優勝選手が勝ち抜けば代表権を獲得。別の選手が優勝した場合は、決勝戦のあとプレーオフが行われ、勝者が代表権を獲得する。各階級の見どころを探った。組み合わせ抽選は、全階級とも5月20日に行われる。
《スケジュール》=試合開始は午前9時30分 《入場チケット購入サイト》
※エントリーに基づいた予想であり、直前の負傷等は勘案しておりません。大会要項では「シード選手は抽選時に発表」となっていますが、7日の選手発表の際にシード順も発表されていますので、そのシード順での予想です。
2024年パリ・オリンピック金メダリストを破って6年ぶりに全日本チャンピオンに輝いた松雪泰葉(ジェイテクト=第1シード)が、再度殊勲を達成するか。2月のUWWランキング大会(クロアチア=3位)、4月のアジア選手権に出場した経験を生かしたいところ。
オリンピック以来の出場だった鏡優翔(サントリー=第2シード)が、その黒星をいい薬として巻き返すか。プレーオフへもつれ込んでアジア大会の代表権を手にするには、準決勝で昨年の世界選手権代表の山本和佳(東新住建=第3シード)に勝って、さらに松雪にも勝利。そのあとプレーオフで勝つことが必要で、厳しい闘いとなる。
インターハイ2連覇で全日本選手権3位の藤田眞妃琉(群馬・前橋育英高=第4シード)が優勝争いに浮上するか。4月のジュニアクイーンズカップU20-76kg級で藤田を破って優勝した高山海優(愛知・至学館高)とともに、若手の台頭が望まれる。
2023年に全日本選手権を制した長島水城(自衛隊)、72kg級での闘いを経てこの階級に戻ってきたジュニアクイーンズカップU23-76kg級優勝の茂呂綾乃(安部学院OG)が優勝戦線に浮上できるか。
【2025年全日本選手権ファイナル成績】=トーナメント表
▼決勝
松雪泰葉(ジェイテクト)○[4-2]●鏡優翔(サントリー)
▼3位決定戦
山本和佳(東新住建)○[フォール、2:08=10-0]●中野咲羅(日体大)
藤田眞妃琉(群馬・前橋育英高)○[フォール、3:50=10-0]●駒田真琴(神奈川大)
《明治杯全日本選抜選手権・歴代優勝選手》=レスリング・スピリッツ調べ
男子フリースタイル / 男子グレコローマン / 女子
※シード選手以外は、アイウエオ順。
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《2025年全日本選手権優勝》 第1シード:松雪泰葉(まつゆき・やすは=ジェイテクト) 1999年11月5日生まれ、26歳。愛知県出身。愛知・至学館高~至学館大卒。2024年全日本選手権2位 |
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《2025年全日本選手権2位》 第2シード:鏡優翔(かがみ・ゆうか=サントリー) 2001年9月14日生まれ、24歳。栃木県出身。JOCエリートアカデミー・帝京高~東洋大卒。2024年パリ・オリンピック優勝 |
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《2025年世界選手権10位/2025年全日本選手権3位》 第3シード:山本和佳(やまもと・のどか=東新住建) 2002年6月20日生まれ、23歳。三重県出身。愛知・至学館高~至学館大卒。2025年アジア選手権3位 |
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《2025年全日本選手権3位》 第4シード:藤田眞妃琉(ふじた・まひる=群馬・前橋育英高) 2008年4月30日、18歳。千葉県出身。2025年全日本女子オープン選手権優勝 |
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駒田真琴(こまだ・まこと=神奈川大) 2005年3月2日生まれ、21歳。静岡県出身。静岡・沼津城北高卒。2025年全日本選手権5位 |
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高山海優(たかやま・みゆ=愛知・至学館高) 2008年7月16日生まれ、17歳。神奈川県出身。2025年ジュニアクイーンズカップU20-76kg級優勝 |
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舘下苺采(たてした・いちね=南九州大) 2008年3月11日生まれ、18歳。岩手県出身。岩手・宮古商工高卒。2026年ジュニアクイーンズカップU20-76kg級3位 |
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中野咲羅(なかの・さくら=日体大) 2006年4月5日生まれ、20歳。鳥取県出身。鳥取・鳥取東高卒。2025年全日本学生選手権2位 |
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長島水城(ながしま・みずき=自衛隊) 2001年10月30日生まれ、24歳。静岡県出身。東京・安部学院高~大東大卒。2025年全日本選抜選手権3位 |
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茂呂綾乃(もろ・あやの=安部学院OG) 2005年3月5日生まれ、21歳。東京都出身。東京・安部学院高卒。2026年ジュニアクイーンズカップU20-76kg級優勝 |