2026.05.08NEW

ビネシュ・フォガト(インド)はアジア大会の国内予選に出場できず!

 インドの多くのメディアが報じたところによると、2028年ロサンゼルス・オリンピックを目指して現役復帰したビネシュ・フォガト(インド)は、今月下旬に予定されているアジア大会の選考会に出場できないことになった。

 5月6日にインド・レスリング連盟が発表した選考基準によると、アジア大会予選への参加資格は2025年シニア全国選手権(2025年12月)、2026年シニア連盟杯(2026年2月)、U20全国選手権(2026年4月)の3つの国内大会でメダルを獲得した選手に限定。フォガトは2024年パリ・オリンピックのあと現役引退を表明。母になったこともあり、試合出場はなかった。

 昨年12月に現役復帰を決め、5月10日から12日に行われる全国オープンランキングトーナメントの57kg級に出場し、アジア大会を目指す予定だったが、同大会は選考会の出場資格とは無関係とのこと。連盟は「過去の成績は一切考慮せず、選考会の結果のみで決定する」との方針を明確に打ち出した。

 ビネシュの復帰に関しては、当初から連盟の“妨害”が報じられており、ビネシュも「自身の復帰を阻止するために不正操作されている」と主張していた。数年前に起きたインド・レスリング連盟会長のセクハラ問題に関し、被害者の一人がフォガト。裁判は現在でも続いており、当時は匿名だったが、このほど実名を明らかにし、連盟と対立中。その報復を受ける可能性を口にしていた。