2026.04.26NEW

4.28~29アジアビーチゲームズ(中国・三亜)出場の日本チームが出発

 4月28日(火)~29日(水)に中国・三亜で行われる2026年アジアビーチゲームズ・レスリング競技に参加する日本チームが4月25日、羽田空港発の中国南方航空で出発した。

 天野雅之監督(中大職)は「こうした大きな大会に参加できることはよかった。ビーチレスリングを知ってもらうきっかけになると思うので、メダルを取って帰ってくることを目標にしたい」と話す。

 参加する国が、今月のシニア・アジア選手権(キルギス)より多く、ビーチレスリングの普及が感じられる大会(関連記事)。同監督は「いつ、ビーチがオリンピック種目になるか分からない。(オリンピック入り前から強化した)日本の女子がそうだったように、挑戦し続けなければなりません」と気を引き締める。

 ビーチに対しての強化が万全とは言い難く、各所属・選手の強化に頼っているのが現状。「結果を出すことで、ビーチレスリングも頑張っていることをアピールしたい。レスリングの選手は、フリースタイルとグレコローマンのほか、ビーチという選択肢があることを視野に入れてもらえるようにしたい」と気を引き締めた。

▲中国・三亜へ向かった日本チーム

「誇りをもって、しっかりやりたい」…閉会式の旗手・山田義起

 閉会式で旗手を務めることになった男子70kg級の山田義起(金沢まいもん寿司)「自分の力を全力で出し切り、ビーチレスリングの発展を目指して頑張りたい」と気合を入れる。住んでいる沖縄のビーチで合宿練習して強化し、直前に母校・日体大の練習に加わってマットの上で練習し、しっかり準備してきただけに、「その成果を出したい」と言う。

 これまでにワールドシリーズに3度出場しているが、日本オリンピック委員会(JOC)のジャージに身を包んだ総合競技大会への出場は初めて。「気負うことなく、いつも通りに闘いたい」と平常心を強調。旗手に選ばれたことは、「実は試合のことで頭がいっぱいで、あんまり意識していないんです」と苦笑いしながら、「誇りをもって、しっかりやりたいです」と話した。

 3月にU23世界選手権(10月、米国)の代表を決めた90kg級の佐藤秀一郎(慶大)「エントリーをみたら、(マットでの)世界の名だたる選手の名前が多くあった。でも、ビーチでの経験はそうないと思う。(昨年のワールドシリーズ参加などの)これまで積んできた経験を生かして勝利につなげたい」と必勝宣言。

 U23世界選手権の前に国際大会の経験が積めるのは歓迎すべきこと。ビーチとマットとの違いはあるが、「一大会ごと、しっかり頑張りたい」と気を引き締めた。

 昨年のU20世界ビーチ選手権(ギリシャ)に続く出場となる矢野楓奈(帝塚山大)は、総合競技大会ということで「プレッシャーはあります。肩の荷が重いです」と話す。しかし、「ビーチはまだ知名度が低いですけど、広がる前にメダルを取りたい」と、このチャンスを逃さない腹積もり。

 帝塚山大は、鈴木貫太郎監督(三恵海運コーチ)の指導の下、西日本学生リーグ戦で一部リーグに昇格し、日の出の勢いがある。それを後押しするような成績を残し、「鈴木監督にいい報告をして、バトンをつなげたい」と気持ちが高まっている。

 大会スケジュール、日本選手団は下記の通り。


大会スケジュール

4月28日(火)男女全階級/予選リーグ1・2回戦
   29日(水)男女全階級/予選リーグ3回戦・ファイナル


日本選手団・役員

【監督】天野雅之(中大職)、【コーチ】阿部宏隆(水戸市スポーツ少年団)


日本代表選手

【男子】
▼70kg級 山田義起(金沢まいもん寿司)
▼80kg級 石原三四郎(中大職)
▼90kg級 佐藤秀一郎(慶大)
▼+90kg級 今村太陽(福島・南会津高教)

【女子】
▼50kg級 矢野楓奈(帝塚山大)
▼60kg級 永冨琉衣(法大)
▼70kg級 木村允希愛(至学館大)