【ビシュケク(キルギス)】2026年アジア選手権の男子フリースタイルは、昨年と同じ3階級を制したが、銀・銅メダルがなく、国別対抗得点は2位から3位に後退した。米満達弘監督(自衛隊)は、金メダルの数が同じだったことを評価する一方、「課題は多い。それをしっかり克服してほしい。これが終わりではない。強化は続く」と話した。
3位決定戦に進んだ3選手がいずれも敗れたことは、体力や集中力が続かないのか、実力そのものかを聞くと、「実力で負けていますね」と話し、ファイナルに行くまで実力はあっても、その上へ行くにはさらにレベルアップの必要性があることを口にした。
全体としてインドの躍進が印象的。最終日の重量2階級(92・125kg級)でイランが制し、国別対抗得点は逆転されて2位に終わったが、「金2・銀3・銅2」の結果は今後の脅威となることは間違いない。他に、北朝鮮が2階級中1階級で優勝し、ロシアからの国籍変更選手がほとんどだがバーレーンの躍進もあって、「アジアは強い国が多いです」と警戒感を強めた。
9月のアジア大会は、ワンランク上の闘いになることが予想され、「その中で勝ち上がっていくために強化を続けたい」と表情を引き締めた。