【ビシュケク(キルギス)】至学館大で多くのオリンピック&世界チャンピオンを育成した栄和人氏が総監督に就任して約半年。モンゴルは女子76kg級でダバーナサン・エンフアマルが同国女子として5年ぶりの優勝を引き寄せ、男子フリースタイルでも2階級で決勝に進出(ともに黒星)。
国別対抗得点は、女子が昨年の4位から3位へ上昇。男子フリースタイルは4位から6位に順位を落としてしまったが、決勝進出2階級は昨年の1階級を上回った。
栄和人総監督は、今回は現地に行かず、日本でネット中継でモンゴル選手の闘いを視察。女子で5年ぶりの優勝選手が出て、しかも昨年優勝&世界選手権2位のアイペリ・メデトキジ(キルギス)を破ってのチャンピオン奪取にうれしそう。「もっと強くしたい」とのコメントを寄せた。
しかし、第2ピリオドになるとスタミナが続かず、失速して前半の有利を生かせない選手もいて、「練習量をしっかりこなさなければならない段階の選手もいる」と、今後の強化の指針も見つけた様子。
昨年8月にモンゴル協会と契約したときは、「国民性も言葉も、すべてが未知の世界。1月はマイナス40℃を下回る時もあった」と、不安も出てきたようだが、今回の結果を見て気持ちも上昇。「本番はこれから」と今後の強化を誓った。