米国のプロ・イベント「リアル・アメリカン・フリースタイル」(RAF)の第7回大会が3月29日、フロリダ州タンパで行われ、ライトヘビー級王座決定戦で、昨年の世界王者カイル・スナイダー(米国)が2024年パリ・オリンピック王者アフメド・タジュディノフ(バーレーン)を破り、同級の王者に輝いた。
試合はタジュディノフがリードを奪って進み、終盤に3-3へ。このままのスコアなら、世界レスリング連盟(UWW)のルールではタジュディノフの勝利だが、RAFのルールではスナイダーの勝利で、スコアボードにもスナイダーの勝利が表示されていた。タジュディノフはそれに気づかず、相手の最後の猛攻をかわしており、気がついたときには反撃の時間がなかった。
両者は2023年の世界選手権と2024年のオリンピックで対戦し、いずれもタジュディノフが勝利。3度目の闘いでスナイダーが勝った。
男子クルーザー級タイトルマッチでは、元世界王者のカイル・デイク(米国)がパーカー・ケッケイゼン(米国)を破って3度目の防衛に成功。全米大学(NCAA)女子選手権を制したばかりのケネディ・ブレーズ(米国)も女子ミドル級で3度目の防衛に成功した。
2016年リオデジャネイロ・オリンピック決勝で樋口黎を破って優勝したウラジーミル・キンチェガシビリ(ジョージア)がマットに復帰し、高校生のボー・バセット(米国)と対戦。3-13のテクニカルスペリオリティで敗れた。