2026.03.26NEW

4.6~12アジア選手権(キルギス)に男女30選手を派遣、成國大志(筒井メディカルグループ)は両スタイルに出場

 4月6日(月)~12日(日)にキルギス・ビシュケクで行われる2026年アジア選手権に下記の男女30選手を派遣する。昨年12月の全日本選手権のチャンピオンが中心で、一部の階級は2位、3位の選手。

 両スタイルで全日本選手権を制した成國大志(筒井メディカルグループ)が、両スタイルに出場する。アジア選手権がスタートして以来、両スタイルに同時出場した日本選手は、1983年大会(イラン)に朝倉利夫、栄和人ら5選手が出場して以来、46年ぶり。

 このときは、当初、フリースタイルのみの開催で、チームが現地に着いた後、グレコローマンも実施することが伝えられたという現在では考えられない運営。フリースタイル派遣選手の中からグレコローマンにも出場を希望する5選手が出場した。外国チームにもいた可能性はある。

 外国選手では、正確な記録は残っていないが、2000年大会(フリースタイル=中国、グレコローマン=韓国)の両スタイル130kg級にイスフバヤール・ゲレグジャムツ(モンゴル)が出場している。両スタイルの同時開催で、双方のスタイルに出場した選手は、1983年以来と思われる。

▲全日本選手権の両スタイル同時優勝を達成した成國大志(筒井メディカルグループ)。両スタイルのアジア制覇へ挑む

 今大会では、モンゴル代表として出場するナムバルダグワ・バトバヤル(育英大)も両スタイルの最重量級にエントリーしている。

須﨑優衣(キッツ)がパリ以来のUWW国際大会へ出場

 男子グレコローマンでは、2021年に55kg級で当時の日本男子グレコローマンの最年少優勝を成し遂げた塩谷優(自衛隊)が60kg級にエントリー。昨年、男子フリースタイル65kg級で優勝した田南部魁星(ミキハウス)が63kg級に出場し、両スタイル優勝を目指す。

 女子は、57kg級の屶網さら(KeePer技研)と68kg級の森川美和(ALSOK)が連覇に挑む(注=森川は昨年65kg級優勝)。50kg級の須﨑優衣(キッツ)は、2024年パリ・オリンピックのあと初の世界レスリング連盟(UWW)公認の国際大会出場となる。

 一昨年に優勝している53kg級の清岡もえ(ALSOK)と62kg級の尾﨑野乃香(慶大OG=2024年は68kg級優勝)は、ともに昨年優勝を逃しており、チャンピオン返り咲きを目指す。

▲ロシアとインドで外国選手と闘っている須﨑優衣(キッツ)だが、UWWの国際大会は約1年8ヶ月ぶりの出場

 男子フリースタイルは、97kg級の吉田アラシ(三恵海運)が2023年の92kg級、昨年の97kg級に続く3度目のアジア王者を目指す。74kg級に70kg級世界王者の青柳善の輔(クリナップ)が出場。昨年の61kg級を制した須田宝(山梨学院大)は65kg級で連覇に挑む。61kg級には2023年アジア大会57kg級優勝の長谷川敏裕(三恵海運)が出場する。

 大会スケジュール、日本選手団は下記の通り。アジア選手権としては初めて2日をかけて1回戦から決勝までが行われる。チームは、男子グレコローマンが4月3日、女子が4月5日、男子フリースタイルが4月7日に出発する。


2026年アジア選手権・大会スケジュール

4月6日(月)男子グレコローマン: 55kg・63kg・77kg・87kg・130kg級/1回戦~準決勝
    7日(火)前日開始階級の敗者復活戦・ファイナル
       男子グレコローマン 60kg・67kg・72kg・82kg・97kg級/1回戦~準決勝
   8日(水)前日開始階級の敗者復活戦・ファイナル
      女子50kg・55kg・59kg・68kg・76kg級/1回戦~準決勝
   9日(木)前日開始階級の敗者復活戦・ファイナル
       女子 53kg・57kg・62kg・65kg・72kg級/1回戦~準決勝
  10日(金)前日開始階級の敗者復活戦・ファイナル
       男子フリースタイル 57kg・65kg・70kg・79kg・97kg級/1回戦~準決勝
  11日(土)前日開始階級の敗者復活戦・ファイナル
       男子フリースタイル61kg・74kg・86kg・92kg・125kg級/1回戦~準決勝
 12日(日)前日開始階級の敗者復活戦・ファイナル


日本選手団・役員

【団長】井上謙二(強化委員長)、【副団長】小平清貴(警視庁)

【男子グレコローマン監督】松本隆太郎(育英大教)、【同コーチ】鶴巻宰(自衛隊)
【女子監督】藤波俊一(レスター)、【同コーチ】上野裕次郎(育英大コーチ)
【男子フリースタイル監督】米満達弘(自衛隊)、【同コーチ】乙黒拓斗(自衛隊)

【女子支援スタッフ】米澤凌(キッツ)
【ドクター】矢野雄一郎(とちぎメディカルセンター)
【トレーナー】梶尾安正(JSC)、秋山未来(JSC)、太田暁央(自衛隊)
【映像】田中慎也(JSC)、鈴木康生(JSC)

【帯同審判】古里愛里(茨城・東洋大附牛久中高教)、本田原明(自衛隊)、増田荘史(香川・多度津高教)


日本代表選手

【男子グレコローマン】
▼55kg級 荒木瑞生(デンヨー)
▼60kg級 塩谷 優(自衛隊)
▼63kg級 田南部魁星(ミキハウス) 
▼67kg級 清水賢亮(自衛隊)
▼72kg級 成國大志(筒井メディカルグループ)
▼77kg級 堀北一咲望(宮崎県スポーツ協会) 
▼82kg級 藤井達哉(栗東市役所) 
▼87kg級 本橋矢大(拓大) 
▼97kg級 仲里優利(松尾建設) 
▼130kg級 奈良勇太(警視庁)

【女子】 
▼50kg級 須﨑優衣(キッツ)
▼53kg級 清岡もえ(ALSOK) 
▼55kg級 内田颯夏(日大)
▼57kg級 屶網さら(KeePer技研)
▼59kg級 永本聖奈(アイシン) 
▼62kg級 尾﨑野乃香(慶大OG)
▼65kg級 池畑菜々(育英大)
▼68kg級 森川美和(ALSOK)
▼72kg級 吉武まひろ(長崎県協会)
▼75kg級 松雪泰葉(ジェイテクト)

【男子フリースタイル】 
▼57kg級 佐々木風雅(自衛隊)
▼61kg級 長谷川敏裕(三恵海運)
▼65kg級 須田 宝(山梨学院大)
▼70kg級 成國大志(筒井メディカルグループ)
▼74kg級 青柳善の輔(クリナップ)
▼79kg級 ガレダギ敬一(早大)
▼86kg級 髙橋夢大(三恵海運)
▼92kg級 石黒峻士(MTX GOLDKIDS)
▼97kg級 吉田アラシ(三恵海運)
▼125kg級 山本泰輝(自衛隊)