ロシア・レスリング協会のミハイル・マミアシビリ会長は3月12日、「ロシア」として復活したU23欧州選手権(セルビア)で、国歌が6回演奏された男子フリースタイル(優勝5階級と国別対抗得点)を総括したが、ウクライナ選手に苦言を呈した。
86kg級は、優勝がボジギト・イスラムゲリーエフ(ロシア=終了間際のジャンプ攻撃で有名になった、関連記事)で、3位にアートゥール・コスチュク(ウクライナ)が入った。コスチュクは、表彰式でロシア国歌が演奏されている間、国旗に背を向けていたという。
マミアシビリ会長は「ロシア選手の勝利を軽視しただけでなく、自国の国旗にも背を向けた。ヘッドホンを装着するか、耳を覆うべきだった。この行為は、哀れみ以外の感情を呼び起こさない」とコメント。一方で、「この選手は状況の犠牲者。将来的には必ず関係の正常化が見られるだろう」とも話した。
「ウクライナ・ナショナル・ニュース」や「キーウ・ポスト」は、「無言の抗議活動」と報じ、是非にはふれていない。同選手は昨年、U17で欧州選手権と世界選手権を制している。
なお、97kg級でも「ロシアが優勝、ウクライナが2位」という状況があったが、ウクライナ選手がこうした行動をとったという報道はない。