米国のワンイベントマッチ、「リアル・アメリカン・フリースタイル(RAF)06」は2026年2月28日、アリゾナ州テンピで行われ、2008年北京オリンピックの男子フリースタイル55kg級王者のヘンリー・セフード(39歳=米国)が復帰参戦。カリフォルニア大でレスリングをやっていたMMA(総合格闘技)ファイターのユライア・フェイバー(米国)を11-0のテクニカルスペリオリティで破った。
同選手は2013年にMMAへ進み、2018年にUFC世界フライ級王者へ。オリンピック金メダリストでUFC王座獲得に成功した初めての選手となり、2019年にはバンタム級で王座を奪取し、2階級の王座を同時に保持した4人目の選手となった。
レスリングの試合は、ロンドン・オリンピックの国内予選で負けた2012年4月以来、約13年10ヶ月ぶり。「I’m in it」(私はこの中にいる)と、今後のRAF参加の意思を表明した。
男子フリースタイル86kg級世界王者のザヒド・バレンシア(米国)は、地元とも言える地で(アリゾナ州立大時代に2度の全米大学王者へ)、2016年リオデジャネイロ・オリンピック代表のマフムード・セビア(エジプト)にテクニカルスペリオリティ勝ち。
ウエルター級タイトルマッチでは、王者のデービッド・カー(米国=2025年世界選手権男子フリースタイル74kg級5位)が2011年全米大学王者のババ・ジェンキンスを破って王座を防衛した。
なお、セミファイナルで行われたUFCファイターのアルマン・ツァルキアン(アルメニア)とジョルジオ・ポウラス(米国)の一戦は、ツァルキアンが5-3で勝ったあと、倒れている相手に上からパンチをたたき込み、両軍陣営が入り乱れての乱闘となった。試合中からラフな攻防があり、エスカレートして、崩しと見せかけた平手打ちなどの応酬があって不穏な雰囲気の試合だった。
— ً. (@C0MB4TT) March 1, 2026
最高メディア責任者であるエリック・ビショフ氏は試合後の記者会見で「リアル・アメリカン・フリースタイルには素晴らしい点がたくさんあるので、残念です」と話した。