日体大の1位（全体・男子）は不変、女子は至学館大と育英大が1位タイ…2025年全日本選手権／大学別エントリー選手数

▲全日本選手権の最大勢力を維持している日体大

　2025年天皇杯全日本選手権のエントリーが認められた選手を大学別（出身・在学中）に集計してみた。高校生選手、高校卒業後に社会人になった選手、大学中退選手を除くと「379人」。日体大が「78選手」（男子フリースタイル26人・男子グレコローマン38人・女子14人）で、今年も断トツでトップを守った。

　割合は、2022年が20％（360人中72人）で、2023年が18.7％（412人中88人）、昨年が21.4％、今年が20.6％で、出場する5人に1人は日体大の選手という状況が続いている。

　昨年、「27人」で3位だった育英大が「33人」（男子フリースタイル4人・男子グレコローマン14人・女子15人）に増やして2位へ浮上。拓大が「26人」から「30人」に盛り返して3位へ。山梨学院大が「28人」から「25人」に減らし、4位となった。「12人」で9位だった中大が「24人」と大幅に増やし、5位に躍進した。

　女子は育英大と至学館大が「15人」でトップ・タイ。至学館大は10年連続でかろうじて1位を守った。日体大は昨年と同じ「14人」で、順位は2位から3位へ後退した。

　今年の各大学の出身・在学選手のエントリー選手数は下記の通り。

2025年全日本選手権／大学別（出身・在籍）エントリー数

※FS＝男子フリースタイル、GR＝男子グレコローマン、WW＝女子