2025.12.17

埼玉・埼玉栄高が3年連続でトップ、女子は東京・安部学院高…2025年全日本選手権/高校別エントリー選手数

▲埼玉栄高時代はインターハイ3位の選手だった元木咲良。実力を伸ばして世界のグランドスラムを達成した

 2025年天皇杯全日本選手権のエントリーが認められた436選手を高校別(出身および在籍)に集計してみると、埼玉・埼玉栄高が「23人」(男子フリースタイル12人・男子グレコローマン4人・女子7人)で、2023年(26人)、昨年(23人)に続いてトップに立った。昨年は全体でも男子両スタイルを合わせた数でもトップだったが、今年は男子両スタイルを合わせた数が「16人」で、埼玉・花咲徳栄高の「17人」の後塵を拝した。

 昨年「14人」で5位だった東京・自由ヶ丘学園高が「18人」に増やし、千葉・日体大柏高とともに2位へ。男子フリースタイルだけの数は埼玉・花咲徳栄高の「14人」、男子グレコローマンだけの数は山梨・韮崎工高の「10人」がそれぞれ最多となっている。

 女子では、昨年トップの座を奪還した安部学院高が、今年も「17人」で1位。愛知・至学館高は「14人」を「16人」に増やしたが、1人差で1位奪還はならなかった。3位は埼玉・埼玉栄高の「7人」で、依然として上位2校と3位以下の差がある状態となっている。

 出身・在籍高校別エントリー数の上位校は下記の通り。

(注)男子両スタイルにエントリーしている選手は、「2人」として計算しています。

2025年全日本選手権/高校別(出身・在籍)エントリー選手数上位校

※FS=男子フリースタイル、GR=男子グレコローマン、WW=女子

No. 高  校 合計 FS GR WW
1 埼玉・埼玉栄高 23 12 4 7
2 東京・自由ヶ丘学園高 18 10 6 2
  千葉・日体大柏高 18 9 5 4
4 東京・安部学院高 17     17
  埼玉・花咲徳栄 17 14 3  
6 愛知・至学館高 16     16
7 佐賀・鳥栖工高 14 7 6 1
8 三重・いなべ総合学園 13 6 3 4
  京都・丹後緑風高(網野高) 13 9 2 2
  山梨・韮崎工高 13 3 10  
11 和歌山・和歌山北高 12 7 5  
12 東京・帝京高 11 5   6