関東高校選抜大会の予選を兼ねた2025年東京都高校新人大会が11月16日、東京・都立三商高体育館で行われ、昨年の全国高校選抜大会優勝の文化学園大杉並高と、インターハイ優勝の自由ヶ丘学園高の学校対抗戦決勝は、4-3で文化学園大杉並高が勝った。
自由ヶ丘学園高は、51kg級が不在だったほか、125kg級が負傷で不戦敗。文化学園大杉並高も55kg級は不在で、闘った試合は2勝2敗。2校に出場資格が与えられる関東高校選抜大会(2026年1月31日~2月1日、神奈川・横須賀市)での再戦が注目される。
■文化学園大杉並高・成國大志監督「夏(インターハイ予選で敗れる)のリベンジができたことは、素直にうれしいです。ライバル校であり、夏の王者を倒して1位を勝ち取れたことは、選手たちも自信にしてくれると思う。この流れを関東大会、全国大会で発揮したい。
学校対抗戦のため、本来の階級から落とす選手も上げる選手もいた。選手自身が決断したこと。チームのためにやってくれたことは、ものすごくうれしい。去年の(選抜の)チャンピオンではあるけど、チャレンジャーでもあるので、伸び伸びやらせたい」
■自由ヶ丘学園高・田野倉翔太監督「全国大会では絶対に優勝します。負けたので、今言うことはそれだけです。最重量級は手術明けで無理させられなかった。次(関東高校選抜大会)は闘えますので、頑張ります」