11月8日(土)にモスクワで行われるレスリング・イベント「PWL(プロ・レスリング・リーグ)・10」(関連記事)の対戦カードがほぼ固まり、女子50kg級の須﨑優衣(キッツ)は昨年のU23世界選手権2位のナタリア・プドワ(ロシア)と、同62kg級の尾﨑野乃香(慶大)は今年の世界選手権65kg級2位のアリナ・カサビエ(ロシア) と対戦する。
須﨑は当初、世界選手権50kg級銅メダルのエリザベタ・スミルノバ(ロシア)と対戦予定だったが、同選手の負傷のため、選手が変わった。
3スタイルを合わせ、14ヶ国(アゼルバイジャン、アルメニア、ベラルーシ、ブルガリア、エジプト、カザフスタン、キルギス、モンゴル、ロシア、セルビア、米国、トルコ、ウズベキスタン、日本)のトップ選手が参加する。女子は日本選手がらみの2試合のみ。
この投稿をInstagramで見る
男子フリースタイルでは、57kg級の2021年東京オリンピック王者で今年の61kg級で世界一に輝いたザウール・ウグエフ(ロシア)が同3位のヌラディン・ノブルゾフ(アゼルバイジャン)と対戦。世界選手権70kg級決勝で青柳善の輔(クリナップ)と闘ったツルガ・ツムルオチル(モンゴル)がロシア選手と闘い、米国からも2選手が参加する。
オリンピック2度優勝の97kg級のアブデュラシド・サデュラエフ(ロシア)も出場予定となっているが、対戦相手は明らかにされていない。
男子グレコローマンでは、今年の世界選手権77kg級決勝で日下尚(マルハン北日本)を破って優勝したマルハス・アモヤン(アルメニア)が2018年世界選手権63kg級優勝で太田忍(現総合格闘家)のライバルだったセルゲイ・ステパノフ(ロシア)と対戦。やはり日下のライバルのアクジョル・マフムドフ(キルギス)が82kg級でパリ・オリンピック代表のアイク・ムナツァカニアン(ブルガリア)と対戦。
今年の世界選手権で4世代の世界王者に輝いた87kg級のアレクサンダー・コマロフ(セルビア)がロシア選手と闘い、55kg級で世界選手権4度優勝のエルダニズ・アジズリ(アゼルバイジャン)が今年の欧州選手権優勝のエミン・セフェルシャエフ(ロシア)と対戦する。
対戦カードは下記の通り。
▼62kg級 尾﨑野乃香(日本)-Alina Kasabieva(ロシア)
▼53kg級 須﨑優衣(日本)-Natalya Pudova(ロシア)
▼55kg級 Emin Sefershaev(ロシア)-Eldaniz Azizli(アゼルバイジャン)
▼63kg級 Aitzhan Khalmakhanov(ウズベキスタン)-Kerem Kamal(トルコ)
▼77kg級 Malkhas Amoyan(アルメニア)-Sergey Stepanov(ロシア)
▼82kg級 Akzhol Makhmudov(キルギス)-Hayk Mnatsakanyan(ブルガリア)
▼87kg級 Alexander Komarov(セルビア)-Alan Ostaev(ロシア)
▼97kg級 Kirill Maskevich(ベラルーシ)-Magomed Murtazaliev(ロシア)
▼130kg級 Sergey Semenov(ロシア)-Pavel Glinchuk(ベラルーシ)
▼130kg級 Mohamed Abdellatif(エジプト)-Marat Kamparov(ロシア)
▼57kg級 Abubakar Mutaliev(ロシア)-Abdumalik Karachov(キルギス)
▼61kg級 Zaur Uguyev(ロシア)-Nuraddin Novruzov(アゼルバイジャン)
▼65kg級 Nick Lee(米国)-Abasgadzhi Magomedov(ロシア)
▼70kg級 Tulga Tumur-Ochir(モンゴル)-Dalgat Abdulkadyrov(ロシア)
▼70kg級 Kurban Shirayev(ロシア)-Brighton Lee(米国)
▼74kg級 Inalbek Sheriev(ロシア)-Alan Kudzoev(ロシア)
▼79kg級 Akhmed Usmanov(ロシア)-Suldkhu Olonbayar(モンゴル)
▼86kg級 Khalil Aminov(ロシア)-Radik Valiev(ロシア)
▼92kg級 Abubakr Abakarov(アゼルバイジャン)-Kamil Kurugliev(カザフスタン)
▼97kg級 Jonathan Aiello(米国)-Alikhan Ktsoev(ロシア)
この投稿をInstagramで見る