2025.10.27NEW

吉田アラシ(日大)が決勝進出、2選手が3位決定戦…2025年U23世界選手権・第7日(2)

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※セルビアのサマータイムは終わっています。27日のファイナル開始は日本時間の28日午前2時になります

 2025年U23世界選手権第7日は10月26日、セルビア・ノビサドで新たに男子フリースタイル4階級がスタート。準決勝までが行われ、97kg級の吉田アラシ(日大)が決勝に進出、61kg級の向田旭登(専大)と65kg級の西内悠人(日体大)が3位決定戦に回る。

 吉田は1回戦からの3試合をテクニカルスペリオリティで勝ち抜き、準決勝で今年4月のアジア選手権決勝で勝っているリザベク・アイトムハン(カザフスタン)と対戦10-0からのフォールで勝った。決勝は、7月のUWWランキング大会5位のメラブ・スレイマニシビリ(ジョージア)と闘い、あらゆる世代を通じて日本最重量級の世界王者を目指す。

▲3月はポイント勝ちだった相手に、準決勝でフォール勝ちの吉田アラシ=提供・布施鋼治

▲4試合に快勝して決勝進出を決めた吉田アラシ。日本重量級に新たな歴史を目指す=提供・布施鋼治

 向田は3回戦でU23欧州選手権2位のニカ・ザンガラーゼ(ジョージア)に13-11で競り勝ったが、準決勝でシニア世界選手権で5位のジャックス・フォレスト(米国)に黒星。

 西内も1回戦から3連勝したものの、準決勝でシニア世界選手権8位のスジート(インド)にラスト2秒にタックルを決められて逆転負け。ともに3位決定戦で銅メダルを目指す。

 86kg級の五十嵐文彌(山梨学院大)は2回戦で敗れ、敗者復活戦に回れなかった。

 各選手の成績は下記の通り。


男子フリースタイル

 【61kg級】向田旭登(専大)   21選手出場《ブランケット》
3決戦 (モルドバ)とウクライナの勝者=27日に実施
準決勝 ●[VSU、5:02=5-15]Jaxen P. FORREST(米国)
3回戦 ○[13-11]Nika ZANGALADZE(ジョージア)
2回戦 ○[VSU、2:59=13-2]Besir ALILI(北マケドニア)
1回戦 ○[VSU、1:27=10-0]Mikita BERAZUN(UWW=ベラルーシ)

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 【65kg級】西内悠人(日体大)   26選手出場《ブランケット》
3決戦 モルドバ、ポーランド、UWW(ロシア)の勝ち抜いた選手=27日に実施
準決勝 ●[2-3]Sujeet SUJEET(インド)
3回戦 ○[VSU、4:17=12-0]Andranik AVETISYAN(アルメニア)
2回戦 ○[7-4]Ayub M. MUSAEV(ベルギー)
1回戦 ○[VSU、1:50=10-0]Ryan DAHCHA(カナダ)

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 【86kg級】五十嵐文彌(山梨学院大)   29選手出場《ブランケット》
2回戦 ●[0-8]Ali TCOKAEV(アゼルバイジャン)
1回戦 ○[8-0]Lukas LINS(オーストリア)

※敗者復活戦に回れず

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 【97kg級】吉田アラシ(日大)   26選手出場《ブランケット》
決 勝 Merab SULEIMANISHVILI(ジョージア)=27日に実施
準決勝 ○[フォール、2:05=10-0]Rizabek AITMUKHAN(カザフスタン)
3回戦 ○[VSU、4:21=13-2]Abolfazl D. BABALOO(イラン)
2回戦 ○[VSU、2:14=12-0]Andriyan K. VALKANOV(ブルガリア)
1回戦 ○[VSU、1:40=10-0]Musza ARSUNKAEV(ハンガリー)