(2025年10月25日、セルビア・ノビサド / 取材・写真提供=布施鋼治)
■女子59㎏級優勝・屶網瑠夏(城北信用金庫=昨年U23準優勝の悔しさを雪辱)「去年この大会で、同じ日に(決勝で)負けて、そこからレスリングを続けることを決めました。今日、優勝することができて本当に良かったです。去年のこの大会で優勝したら、レスリングをやめるつもりでましたけど、負けてしまった。今年も同じ大会があるということで、続けるという気持ちになりました。
指導してくださっている志土地(翔大)コーチや今回帯同してくださった有延(大輝)コーチのおかげだと思います。周りに支えられてここまで来たので、よかったです。私は気持ち作りが本当に苦手。自分でコントロールが本当にできなくて。『この大会で絶対優勝する』と誓っても、その大会で負けてしまったり…。今年の明治杯(全日本選抜選手権)でもあっけなく負けてしまうなど(初戦敗退)、気持ちの波がありました。今回の優勝は、支えてくださった方々(のサポート)が大きかったと思います」