(2025年10月24日、セルビア・ノビサド/取材=布施鋼治)
■女子62kg級・元木咲良(育英大助手=準決勝まで全試合フォール勝ちで決勝へ)「コンディション的にはそこまでいいとは言えなかったんですけど、今回は組み合わせがよかったので、決勝に無事に行けてよかったと思います。(どのあたりに組み合わせの良さを感じたのか?)シニアの世界選手権に出ている選手が5~6人いたけど、ほぼ全員が別ブロックにいたので。
(パリ・オリンピックや今年の世界選手権と違い、絶体絶命のピンチを一度も迎えなかったことについて)今回はシニアの世界選手権の反省点や、改善するべき点をいかそうと思ってきました。明日の決勝はまた拮抗する試合になってしまうかもしれないけど、自分から積極的に攻める、自分の良さを最大限に出す、という今回のテーマを明日も実践できるように頑張りたい。(決勝の相手がウクライナの選手になったことについて)エントリーを見た時点で、『この選手が勝ち上がってくるだろう』とある程度予想することはできました。自分のよさを出すことを意識したら、勝ちにつながると思っています」