(2025年9月13~21日、クロアチア・ザグレブ)
【女子59kg級】
尾西桜(Onishi, Sakura=日体大)
2006年3月23日生まれ、19歳。全国少年少女選手権5連覇を達成し、2018年全国中学生選手権で1年生チャンピオンへ。その後も白星街道。埼玉・埼玉栄高に進み、2023年にジュニアクイーンズカップU17、インターハイ、U17世界選手権、東アジア・ユース大会と国内外で優勝を続けた。
日体大に進み、2024年全日本選抜選手権優勝。プレーオフは惜敗して世界選手権出場は逃したが、全日本学生選手権で1年生チャンピオンに輝き、U20世界選手権でも優勝。全日本選手権でも初優勝を遂げた。
2025年はアジア選手権で優勝し、全日本選抜選手権でも勝って世界選手権の代表権を獲得。8月のU20世界選手権で2連覇を達成した。今大会の優勝で3世代の世界選手権優勝を達成。
■尾西桜の話「(決勝は一時1-6とリードされ)『どうしよう?』と少しパニックになりました。でも、絶対に取り返そうと決めていました。たとえたくさん失点したとしても、想定の範囲内でした。伊調コーチの顔を見て、『よし、やってみよう』と思いました。
ずっとこの舞台に憧れていました。でも、私の夢はここではなく、オリンピックです。(世界選手権は)そこを目指す途中にあるステージだと教えられてきました。このステージをクリアできてうれしいです。ロサンゼルスを目指して、これからも努力を続けていきます。色々なことが起こるでしょうが、ロサンゼルスの表彰台の一番高い場所に立てるよう、集中力を保ちたいと思います」(UWWサイトより)
※2025年9月20日:【2025年世界選手権・特集】ザグレブに季節外れの桜が咲いた! 尾西桜(日体大=女子59kg級)が3世代目の世界一
《1回戦~決勝の成績》=ブラケット
決 勝 ○[フォール、5:51=17-8]Vynnyk, Maria(ウクライナ)
準決勝 ○[フォール、1:22=6-0]Togtokh, Altjin(モンゴル)
3回戦 ○[VSU、2:42=12-0]Sidelnikova, Anastasia(UWW=ロシア)
2回戦 ○[VSU、2:13=10-0]Sobirova, Laylokhon(ウズベキスタン)
1回戦 BYE
【表彰式】
[1]尾西桜(日本)
[2]Vynnyk, Maria(ウクライナ)
[3]Togtokh, Altjin(モンゴル)
[3]Beauregard, Laurence(カナダ)
[5]Sidelnikova, Anastasia(UWW=ロシア)
[5]Hoeie, Othelie Annette (ノルウェー)