2025年U23世界選手権第3日は10月22日、セルビア・ノビサドで男子グレコローマン2階級と新たに女子(3階級)がスタート。準決勝までが行われ、男子グレコローマン60kg級の五味虹登(育英大)が決勝進出、女子72kg級の吉武まひろ(長崎県協会)が3位決定戦に進む。男子グレコローマン82kg級の掛川零恩(早大)は敗者復活戦の道がつながった。
五味は2連勝のあと、準決勝でシニアのパンアメリカン選手権優勝のマクスウェル・ブラック(米国)にも勝ち、3試合連続のテクニカルスペリオリティ勝ち。決勝は、世界カデット(U17)選手権2位の実績を持つサジャド・アッバスプールラガニ(イラン)と対戦する。
吉武はメキシコと中国の選手を破ったあと、準決勝で2年連続U23アジア選手権優勝のヌルザト・ヌルタエワ(キルギス)に黒星。3位決定戦で銅メダル獲得を目指す。
掛川は1回戦を勝ったものの、2回戦で昨年のU23世界選手権77kg級優勝のアレクサンドリン・グツ(モルドバ)に敗れた。同選手が決勝へ進み、敗者復活戦へ回る。
50kg級の米原実穂(ケアサポート)は2回戦でキューバ選手に敗れ、76kg級の駒田真琴(神奈川大)は1回戦でカナダ選手に黒星。ともに敗者復活戦に回れなかった。
各選手の成績は下記の通り。
【60kg級】五味虹登(育英大) 23選手出場《ブラケット》
決 勝 Sajjad J. ABBASPOURRAGANI(イラン)=23日に実施
準決勝 ○[VSU、1:38=9-0]Maxwell H. BLACK(米国)
3回戦 ○[VSU、3:00=13-4]Melkamu FETENE(イスラエル)
2回戦 ○[VSU、4:36=10-0]Suren AGHAJANYAN(アルメニア)
1回戦 BYE
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【82kg級】掛川零恩(早大) 25選手出場《ブラケット》
敗復戦 Omar SATAYEV(カザフスタン)=23日に実施
2回戦 ●[VSU、1:47=0-10]Alexandrin GUTU(モルドバ)
1回戦 ○[VSU、3:45=10-2]Martin K. SHISHEKOV(ブルガルア)
【50kg級】米原実穂(ケアサポート) 24選手出場《ブラケット》
2回戦 ●[3-6]Greili BENCOSME CARVAJAL(キューバ)
1回戦 ○[VSU、1:40=10-0]Andela VASILJEVIC(セルビア)
※敗者復活戦に回れず
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【72kg級】吉武まひろ(長崎県協会) 16選手出場《ブラケット》
3決戦 Laura KOEHLER(ドイツ)とLiliana ROZHINA(UWW)の勝者=23日に実施
準決勝 ●[3-6]Nurzat NURTAEVA(キルギス)
2回戦 ○[フォール、5:01=6-0]Yuqi LIU(中国)
1回戦 ○[VSU、1:23=10-0]Michelle A. OLEA RUIZ(メキシコ)
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【76kg級】駒田真琴(神奈川大) 14選手出場《ブラケット》
1回戦 ●[1-9]Nyla R. BURGESS(カナダ)
※敗者復活戦に回れず