日本レスリング協会の福田富昭・名誉会長(2023~21年に協会会長)が10月17日、上村春樹・全日本柔道連盟元会長らとともに2025年度の文化功労者に選出された。
福田名誉会長はは1965年世界選手権・フリースタイル57kg級で優勝し、指導者として冨山英明(現日本協会会長)、小林孝至のオリンピック金メダリストを筆頭に多くの選手を育成。日本に女子レスリングを立ち上げ、普及と強化に努めて日本を世界一の国に育てた。
文化功労者は、日本の文化の向上発達に関し、特に功績顕著な者に授与される賞。文部科学大臣が候補者の選考を文化審議会に諮問し、選考した者のうちから文部科学大臣がこれを決定する。スポーツでは、野球の長嶋茂雄氏や王貞治氏、大相撲の大鵬幸喜氏、ゴルフの青木功氏、サッカーの川淵三郎氏らが選ばれている。