(2025年9月13~21日、クロアチア・ザグレブ)
【女子53kg級】
村山春菜(Murayama, Haruna=自衛隊)
1999年3月18日生まれ、26歳。全国少年少女選手権5度優勝、2013年には中学の2大大会(全国中学生選手権、全国中学選抜選手権)を制覇。三重・久居高ではインターハイ3連覇や、2015年アジア・ジュニア(現U20)選手権、2016年世界カデット(U17)選手権の優勝など国内外で成績を残す。
至学館大ヘ進み、2017年に全日本選抜選手権55kg級を制して世界選手権で初出場初優勝を達成。U23世界選手権でも優勝した。2018年は世界選手権53kg級で優勝。2階級にわたって世界選手権を連覇した。2019年は世界ジュニア選手権53kg級で優勝。この優勝で、世界で初めて4世代(カデット、ジュニア、U23、シニア)の世界選手権制覇を達成した。U23世界選手権は2度目の優勝を達成。
自衛隊に進み、2022年にU23世界選手権で3度目の優勝を達成。2023年、53kg級での世界選手権出場を逃し、パリ・オリンピックの道が断たれが、55kg級のプレーオフを勝って5年ぶりの世界選手権へ臨み、世界一に返り咲いた。2025年は53kg級で世界選手権出場を目指し、全日本選抜選手権とプレーオフで勝ち、この階級で2度目の世界選手権へ挑み、世界一に輝いた。
■村山春菜の話「オリンピック階級で世界選手権のような大会に出場することは、なかばあきらめていました。だから、この舞台に立って、このような結果を残せるなんて、2、3年前には想像もできなかったことです」(UWWサイトより)
※2025年9月21日: 【2025年世界選手権・特集】天国の小原日登美コーチにささげる世界一
《1回戦~決勝の成績》=ブランケット
決 勝 ○[5-0]Yepez Guzman, Lucia Yamileth(エクアドル)
準決勝 ○[2-1]Choe, Hyongyong(北朝鮮)
3回戦 ○[7-0]Yetgil, Zeynep(トルコ)
2回戦 ○[VSU、5:15=11-0]Wendle, Annika(ドイツ)
1回戦 ○[VSU、4:05=11-0]Akhmedova, Shokhida(ウズベキスタン)
【表彰式】
[1]村山春菜(日本)
[2]Yepez Guzman, Lucia Yamileth(エクアドル)
[3]Choe, Hyongyong(北朝鮮)
[3]Antim, Antim(インド)
[5]Akhmedova, Shokhida(ウズベキスタン)
[5]Malmgren, Emma Jonna Denise(スウェーデン)