2025年世界ベテランズ選手権は10月7日、ハンガリー・タタバーニャで開幕。男子フリースタイルDivision B(41~45歳)とE(56~60歳)が行われ、B62kg級の藤本健太(三恵海運)が優勝した。
藤本は初戦の2回戦で2023年A62kg級2位のキルギス選手を破ったあと、準決勝で昨年のこの階級を制したベンジャミン・ボムバウアー(米国)を8-2で撃破。決勝で昨年70kg級5位のサインバヤール・スガー(モンゴル)を5-0で破り、昨年の初戦敗退をはね返して栄冠を手にした。
2019年A(35~40歳)62kg級に続き、2度目の優勝。日本は2014年大会以来、コロナで出場しなかった年を除いて9大会連続でチャンピオンを輩出した。
E88kg級の加藤秀朋(静岡クラブ)はキルギスとカザフスタン選手を破ったものの、3回戦で黒星。敗者復活戦も敗れて3位決定戦には進めず7位。B62kg級の粟田義信(巻っずレスリングクラブ)とB70kg級の山下勝(石川・志賀高教)は、ともに初戦で敗れ、敗者復活戦に回れなかった。
各選手の成績は下記の通り。
【62kg級】藤本健太(三恵海運) 優勝=11選手出場《ブラケット》
決 勝 ○[5-0]Sainbayar SUGAR(モンゴル)
準決勝 ○[8-2]Benjamin J. VOM BAUR(米国)
2回戦 ○[6-1]Shermat DZHAKIEV(キルギス)
1回戦 BYE
【62kg級】粟田義信(巻っずレスリングクラブ) 9位=12選手出場《ブラケット》
1回戦 ●[6-12]Stjepan MARGIC(クロアチア)
※敗者復活戦へ回れず
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【70kg級】山下勝(石川・志賀高教) 11位=15選手出場《ブラケット》
1回戦 ●[4-5]Lars K. JAKOBSSON(スウェーデン)
※敗者復活戦へ回れず
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【88kg級】加藤秀朋(静岡クラブ) 7位=18選手出場《ブラケット》
敗復戦 ●[VSU、2:28=0-10]Jeffery E. ANDERSON(米国)
3回戦 ●[0-7]Evgeny LISITSA(UWW)
2回戦 ○[1-1]Yerlan MALAYEV(カザフスタン)
1回戦 ○[4-0]Ydyrys BOTIKOV(キルギス)